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東京商店夫婦
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東京商店夫婦

阿部直美(著者), 阿部了(写真家)

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東京商店夫婦

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 交通新聞社
発売年月日 2021/06/21
JAN 9784330030210

東京商店夫婦

¥1,980

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2025/06/25

東京で商店を営むご夫婦に、「おべんとうの時間」の著者の阿部ご夫妻がインタビューしてまとめた本。見開き2ページに素敵な写真とともにインタビューが対話形式でまとめられている。さすが阿部ご夫妻の本という感想。誰もが飾らずにまっすぐに自分たちの話をしていて、読んでいると心が温かくなる。 ...

東京で商店を営むご夫婦に、「おべんとうの時間」の著者の阿部ご夫妻がインタビューしてまとめた本。見開き2ページに素敵な写真とともにインタビューが対話形式でまとめられている。さすが阿部ご夫妻の本という感想。誰もが飾らずにまっすぐに自分たちの話をしていて、読んでいると心が温かくなる。 載っているご夫婦は皆さん自分の人生を振り返った時に良い人生だったって胸を張って言える人たち。どのご夫婦も自分の人生に誇りを持っている。派手ではないけれど、実直に地道に生きている。色々なご夫婦のお話を読んでいると、地道に生きるということがどんなお金持ちよりも幸せな生き方なんじゃないかなと思う。みんな地に足をつけて働いて楽しく幸せに生活している。 きちんと働いてきちんと立派に子供を育てて。子供たちもこんなに自分たちの仕事に誇りを持っている親の背中を間近で見ていたら、跡をついでみたいって思うのかも。立派な大学に行って立派な会社に勤めても途中で親の跡をついでいる息子さん夫婦も何人かいた。誇りを持っているということは、その仕事が本当に好きなんだと思う。楽しい、好き、自分がやらなくて誰がやる。みたいな空気が伝わってくる。その空気が子供たちにも伝染しているのかもしれない。 阿部さんのコラムも間に入っていて、中に「いい客になりたい」というコラムがあった。私もそう思う。個人店でなくても人に接客されるときはありがとうを忘れないでいうようにしている。その人にとって気持ちの良いお客さんでありたいと私もいつも思っているのでとても共感した。 気軽に読めるのに、読後感がとても良い本。もう1周しよう。

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2022/04/25

「もとは他人、の暮らしと商い」 という表紙の言葉そのままに。 なんらかのお商売を営む ご夫婦へのインタビュー集です。 この本の著者もライターとカメラマンの 自営業夫婦でいらっしゃる。 そんなふたりの目を通した取材文も写真も やさしいフィルターがかかったかのよう。  いい客にな...

「もとは他人、の暮らしと商い」 という表紙の言葉そのままに。 なんらかのお商売を営む ご夫婦へのインタビュー集です。 この本の著者もライターとカメラマンの 自営業夫婦でいらっしゃる。 そんなふたりの目を通した取材文も写真も やさしいフィルターがかかったかのよう。  いい客になりたいと思うのだ。  誠実な仕事をしている人に対して、  どんな時でも「ありがとう」と  素直に言える客になりたい。  (P115より) ええ、本当に。 そして、そう思ってもらえるよう 誠実に仕事をして、この本のみなさんのように 味わいある顔をした仕事人になりたいなぁ。

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2021/08/08

「もとは他人、の暮らしと商い」。夫婦で営む商店を追った、これも夫婦で文と写真、小商店主の丹念な取材による力作。 チェーン店や大規模物販店にも負けない魅力の小商店。それを営む夫婦の記録。 人それぞれに歴史がある。何十年にも渡って店を続けてきた夫婦、それぞれの顔に年輪、深い味があ...

「もとは他人、の暮らしと商い」。夫婦で営む商店を追った、これも夫婦で文と写真、小商店主の丹念な取材による力作。 チェーン店や大規模物販店にも負けない魅力の小商店。それを営む夫婦の記録。 人それぞれに歴史がある。何十年にも渡って店を続けてきた夫婦、それぞれの顔に年輪、深い味がある。文と写真な絶妙なコロボ。そうこの作品も夫婦による合作なのだ。 近所にある小商店を大切にしていきたい。 ほのぼのする一冊。

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