仕事のアンラーニング 働き方を学びほぐす

松尾睦(著者)

• 販売会社／発売会社: 同文舘出版
• 発売年月日: 2021/06/17
• JAN: 9784495390471

商品レビュー

2025/06/14

読み物として、モチベが上がる良い本だった。
今の会社に入社して10年になり、立場が上がり管理職になったものの、プレイヤーとして貢献していた仕事の仕方や得意な型から変えられず、停滞感を感じていた。マネジメントは向いていないと諦める前に、まだやるべきことがあると思った。過去の自分にしがみつかず、新しいスキル・思考を身につけるため、学び続けたい。

2025/04/18

中途入社して1ヶ月半が経ちました。
日々、「アンラーニング」している感覚ですが、この本で語られているその語意とは少し違っていました。

表層的アンラーニング：道具的なスキル、テクニック
中核的アンラーニング：仕事の進め方、考え方

前者は私が元々考えていたもの、後者はこの本で語られている「実行すべきアンラーニング」です。

つまり形だけ変えるのではなく、コアな部分を変えなければいけない、必要性を説いています。実際にアンラーニングをしてきましたが、2〜3ヶ月経ってから「あれ、そもそもの考え方も違うんだ」となるのが普通ではないでしょうか。この本を読むことで、その期間を短縮し、効率を上げることができます。

特にメガベンチャーのような会社では、時が進むのが早い環境、かつ、中途入社しついていくのに精一杯といった人にはぜひ読んでいただきたいです。

「過去というものは何かといえば、理論のない雑多な経験だけが混ざり合った、人生の排気ガスである。どんどん捨て去らなければならない。」本田宗一郎

本書で伝えたいことはこれ。過去の知識をZipファイルでいつまでも持っておくのではなく、ゴミ箱に入れてゴミ箱を空にする必要があるということです。

プライド捨てて、適応して、まずは成果出す。重要な考え方を学びました。

2024/11/21

アンラーニングのフレームワークをインタビューによる事例紹介で説明されている。そんなにうまくいくものなのか…とも思うけれども、今まではどういうことに価値を感じているのか、そしてこれからの組織ではどんなことに価値があるのか。現実によってはショックを受けることも有るだろうけど、しっかり向き合ってもらって少しずつギャップを埋められるようにしていきたい（人材開発担当者）