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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
軽やかにユーモアを交えながら描き出すのは、ときにディストピア、ゾンビが群れる世界、人間が絶滅しかけた世界、特殊な能力を持つ人々が強制収容されている世界。 舞台はそんな風にシリアスなのだけれど、物語を走る登場人物たちはたくましくしなやかに、そしてポジティブに楽しげに生き生きとその...
軽やかにユーモアを交えながら描き出すのは、ときにディストピア、ゾンビが群れる世界、人間が絶滅しかけた世界、特殊な能力を持つ人々が強制収容されている世界。 舞台はそんな風にシリアスなのだけれど、物語を走る登場人物たちはたくましくしなやかに、そしてポジティブに楽しげに生き生きとその奇妙な世界を生きている。そのミスマッチさ、明るさがとても読んでいて心地よくて楽しくて堪らなかったです。 私が一番好きなのは「メダリストのゾンビ時代」。終末世界で自分らしく最後まで貫いて、切ない想いを閃かせて生きる主人公がとても素敵でした。
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他の作品よりユーモアの中の皮肉成分が多いような一冊だったな。現在を生きる人の生活が未来の人の生活を左右することが強調されてると思う。特に『小さな空色の錠剤』と『七時間め』が好き
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「小さな空色の錠剤」を読んで手に入れたかった効果と引き換えに未来に起こる愚かな結末を嘆いたり、「メダリストのゾンビ時代」を読んで、アーチェリーで戦うシーンにグエムルを連想したり。SF小説を読むと予期せぬ事象を受け止める訓練になり世界が拡張した気がします。
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