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ハルコロ(文庫版)(2) 岩波現代文庫
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ハルコロ(文庫版)(2) 岩波現代文庫

石坂啓(著者), 萱野茂(監修), 本多勝一(原作)

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ハルコロ(文庫版)(2) 岩波現代文庫

¥1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2021/06/17
JAN 9784006023393

ハルコロ(文庫版)(2)

¥1,430

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2024/01/22

マンガというわかりやすい形で、アイヌの文化を丁寧な筆致で後世に伝える。名作。 第2部は描かれていないが、読んでみたい。

Posted by ブクログ

2023/12/28

アイヌの社会や文化をまざまざと見せてもらえました。厳しい自然と共生してきた雰囲気がよく描かれていました、古きよき時代かもしれませんが、いつかお互いを尊重するようになっていたいものです。 久し振りにウポポイに行ってみたくなリましたね。

Posted by ブクログ

2023/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

15世紀頃のアイヌの少女の物語の後半です。 ハルコロの成長・恋愛譚が中心ではありますが、後半はスピンオフしたエピソードの分量が割と多めでした。 見どころはコタンコロカムイを送るイヨマンテの荘厳な描写でしょうか。特にコタンの集会場で村人が一同に会し、幾夜もの間、名人の語る壮大なユーカラに静かに耳を傾ける場面は圧巻であり、この時代のアイヌの人びとが持っていた純粋さや、彼らが「カムイ」と呼ぶ人ならざる人を超えた存在への畏怖の念を、さて、21世紀の我々はどこかに置き去りがちではなかろうか? と思わせられるものがありました。 個人的には産婆さんの生い立ちエピソードも、決して現代視点でオカルトと片づけてはいけない崇高さが感じられてお気に入りです。 最終章で数十年の時が流れ、ハルコロの物語は子々孫々、連綿と続いていく長いアイヌの歴史の中のほんの一瞬の小さな出来事であったことを思い知らされます。1巻巻末の原作者の解説によれば、原作が続編を企図してこのようなラストとされたようです。このラストは余韻を残す一方で、Wikipediaでしかこの後の歴史を知らない読者としては消化不良に陥っていますが、今から続編は……さすがに無理ですかねえ。

Posted by ブクログ

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