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給料低いのぜーんぶ日銀のせい ワニブックスPLUS新書
946円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ワニブックス |
発売年月日 | 2021/06/09 |
JAN | 9784847066597 |
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給料低いのぜーんぶ日銀のせい
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
「キミのお金はどこに消えるのか」シリーズの日銀への見解とこの本はおおむね同じであったため、スラスラ読めた。これが日本経済の基礎か。
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バブル崩壊以降のデフレ、賃金の上がらなさは 日銀の政策が原因にあるという主張。 簡易な説明でわかりやすい。 「こんなこともわからないなんて」という姿勢はやや引っかかるけども。 黒田氏に変わってからの方針を評価していて、 岩田規久男氏と主張方向は近いのだろうと考えた。 「こんな...
バブル崩壊以降のデフレ、賃金の上がらなさは 日銀の政策が原因にあるという主張。 簡易な説明でわかりやすい。 「こんなこともわからないなんて」という姿勢はやや引っかかるけども。 黒田氏に変わってからの方針を評価していて、 岩田規久男氏と主張方向は近いのだろうと考えた。 「こんな簡単なこと」と繰り返しいうのなら、 どうしてそれがなされないのか、 どうしたらそうできる方向に動けるのか、 そこまで切り込んでくれたら尚よかった。
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ミクロで起こっていることをマクロに適用しようとすると、ズレが生じることは、科学の世界でもありますが、経済でも(ちゃんとした理論を使えばそれも科学の1分野ですが)そうで、個人が家計において「借金は悪」とする感覚をそのまま持ち出し、「国際は悪」として「日本は借金まみれ」と嘆くことは、...
ミクロで起こっていることをマクロに適用しようとすると、ズレが生じることは、科学の世界でもありますが、経済でも(ちゃんとした理論を使えばそれも科学の1分野ですが)そうで、個人が家計において「借金は悪」とする感覚をそのまま持ち出し、「国際は悪」として「日本は借金まみれ」と嘆くことは、間違いであると言えます。本書は「リフレ派」として知られる高橋洋一氏が日銀とは何か、の基礎から説明し、過去に行われてきた日銀の行動をマクロ経済学の観点から一刀両断し、その理由となっている財務省の理論を否定するための学術的なキーワード(NAILU, フィリップス曲線、フィッシャー効果など…)を教えてくれる本です。 タイトルは編集者が考えたらしく、著者はそれに任せたと某ネット番組で語っていましたが、最後まで読むと日銀、財務省、マスコミ、財界の間の構造的な問題にたどり着きます。金融引締め、増税路線はこれらのどの人たちも得をするような形での駆け引きの結果なのですから。著者はそれらに立ち向かうためには正しい経済理論を身に着け、騙されないようにすることが大事と言っています。この本を編集者が良いのか、高橋氏の他の本よりも理解しやすくなっているので他の本と迷っていたらこれがおすすめです。
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