商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/06/08 |
JAN | 9784167917081 |
- 書籍
- 文庫
悪人
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悪人
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4.3
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光代への感情移入が止まらなかった。 30年生きてきて、初めて愛せる人に出会って ウキウキワクワクな1番楽しい時期に、 その相手が犯罪者だったなんて… 母性本能爆発しますよそりゃ。 守りたい、離れたくない 1日でも長く一緒に居たい。 と思う気持ちがめちゃくちゃ分かる。 祐一が言...
光代への感情移入が止まらなかった。 30年生きてきて、初めて愛せる人に出会って ウキウキワクワクな1番楽しい時期に、 その相手が犯罪者だったなんて… 母性本能爆発しますよそりゃ。 守りたい、離れたくない 1日でも長く一緒に居たい。 と思う気持ちがめちゃくちゃ分かる。 祐一が言っていた 「もっと早う光代に会っとればよかった。」 ほんとこれに尽きる… 光代は選り分けられたら必ず悪い方になると 言っていたけど、祐一も同じやったんやろなぁ。 犯罪者=悪人なのか… 当事者にしか知りえない事を、 何も知らずに憶測で報道したり、 罵倒するような人が 善良と言いきれるんやろうか…
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誰から見たら、悪人なのか。 誰にとっても大切な人は存在していて、その人達の中にいる誰かと他の人が見る誰かは違う。 自分にとって大切に想える人を今まで見つけてこれなかった2人が、今の自分を認めることができたのは お互いを大切に想い合うことができたからだろう。 祐一が光代を思ったか...
誰から見たら、悪人なのか。 誰にとっても大切な人は存在していて、その人達の中にいる誰かと他の人が見る誰かは違う。 自分にとって大切に想える人を今まで見つけてこれなかった2人が、今の自分を認めることができたのは お互いを大切に想い合うことができたからだろう。 祐一が光代を思ったからこその最後の結末であり、護るための嘘。 けど、その嘘を言われ続けるときっとその人は、自尊心を失いながらその嘘を少しずつ信じてしまうのだと思う。 光代は、きっと祐一への愛を抑えるためにその嘘を信じようとしているのだと思う。
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昔読んだけど細かいところとかすっかり忘れてて再読。 被害を受けたことを頑なに受け入れず、加害することでしか相手への思いやりを示せないと思い込んでしまった彼。 周りに、彼への愛情や好意を示していた人はいなかったはずはないのに、それを信じられないくらい、母との別離は彼にとって大きな...
昔読んだけど細かいところとかすっかり忘れてて再読。 被害を受けたことを頑なに受け入れず、加害することでしか相手への思いやりを示せないと思い込んでしまった彼。 周りに、彼への愛情や好意を示していた人はいなかったはずはないのに、それを信じられないくらい、母との別離は彼にとって大きなことだったのか。 ひたすら辛い。
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