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見えないものを探す旅 旅と能と古典
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見えないものを探す旅 旅と能と古典

安田登(著者)

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見えないものを探す旅 旅と能と古典

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2021/06/02
JAN 9784750516943

見えないものを探す旅

¥1,650

商品レビュー

4

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2023/04/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

能を観たくなった むしょうに歩きたくなった 漂泊の旅人であるシテに共感 P.161 能の物語の多くは、漂白の旅人が異界と出会うというパターンを持つ。ふつうの人には出会えない異界も、漂白の旅人だけは出会うことができる。そして、漂白の旅人は異界と出会うことによって、新たな生を生き直すことができるのである。能を観るということは、その地平に観客も巻き込まれるということだ。それによって、能を観終わったあと、心身ともに新たな自分に変化して、新たな生の可能性を感じることができるのではないだろうか。

Posted by ブクログ

2022/09/13

感覚として分かる 言葉にして感想書くのは難しい やっぱりストンとくる感じ しばらく安田登さんの本を追っかけて 自分なりの答え(感覚?)を つかみたい HUTBOOK STORにて購入

Posted by ブクログ

2022/05/17

下掛宝生流の能楽師、異才、安田登さんの雑誌連載を基にしたエッセイ集。能のワキとは「分く」から来た言葉で、あの世とこの世を分かつ存在、境界線に立つ存在だという。そのワキ方の安田さんが、能と旅と古典について記したエッセイは、まるで夢幻能のように、過去と現在、現実と幻の境界が曖昧になっ...

下掛宝生流の能楽師、異才、安田登さんの雑誌連載を基にしたエッセイ集。能のワキとは「分く」から来た言葉で、あの世とこの世を分かつ存在、境界線に立つ存在だという。そのワキ方の安田さんが、能と旅と古典について記したエッセイは、まるで夢幻能のように、過去と現在、現実と幻の境界が曖昧になっていく。 一ノ谷で肩に止まった赤トンボから平家を視る。旅先で会った古老から疱丁の包丁さばきを幻視する。ほうきや麻雀牌から隠れた意味を見出し、松尾芭蕉の歌を脳内ARに再生させる。 こうしたことは誰にでも起きていると安田さんは言う。ただ、それに気づくか気づかないかだけだ、と。古典芸能や古典文学に触れることは、早回しのようになっている日々の時間軸を、ゆったりと、さらには引き伸ばしていくことにつながるのかも知れない。

Posted by ブクログ

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