商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会 |
発売年月日 | 2021/06/01 |
JAN | 9784130802574 |
- 書籍
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言語とフラクタル
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言語とフラクタル
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コーパス(大量の文書群)に対し、 文字や単語といった形式的側面にのみ注目して観察される、 統計的性質=統計的言語普遍についてこれまで見つかっている知見を集めた。 タイトルにフラクタルとあるが、 基本的にはべき乗則(y=x^\alpha)のことで、 コッホ曲線やマンデルブロ集合に...
コーパス(大量の文書群)に対し、 文字や単語といった形式的側面にのみ注目して観察される、 統計的性質=統計的言語普遍についてこれまで見つかっている知見を集めた。 タイトルにフラクタルとあるが、 基本的にはべき乗則(y=x^\alpha)のことで、 コッホ曲線やマンデルブロ集合にみられる いわゆる微細構造のようなものはない。 そういった点では少し裏切られたような感を受けた。 統計的言語普遍といっても、統計的にも例外といえるものが 結構あって、そのべき乗則からの修正案もアドホックな感じの ものが多く、あまり知的好奇心をそそられなかった。 そのため後半はほとんど読んでいない。 言語学の研究は大変なんだなと思った。
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第I部 導入 第1章 はじめに 第2章 普遍 第3章 複雑系としての言語 第II部 要素の分布の特性: 開放性・稀少性 第4章 順位頻度分布 第5章 Zipf 則の普遍性 第6章 派生的な冪乗則 第III部 系列の特性: 塊現象・長期記憶 第7章 単語の出現間隔...
第I部 導入 第1章 はじめに 第2章 普遍 第3章 複雑系としての言語 第II部 要素の分布の特性: 開放性・稀少性 第4章 順位頻度分布 第5章 Zipf 則の普遍性 第6章 派生的な冪乗則 第III部 系列の特性: 塊現象・長期記憶 第7章 単語の出現間隔分布 第8章 長相関 第9章 ゆらぎ 第10章 複雑さ 第IV部 統計的言語普遍から言語の部分構造へ 第11章 言語要素の分節 第12章 単語の意味・価値 第13章 要素の大きさと頻度 第14章 長期記憶と文法構造 第V部 統計的言語普遍と言語の数理モデル 第15章 Zipf則に関する理論的考察 第16章 数学的生成モデル 第17章 言語モデル 第VI部 思索的考察 第18章 再帰性・自己相似性と記号 第19章 言語ゲームと稀少性 第20章 統計的言語普遍と「構造」 結語 第21章 結語
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