商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2021/05/12 |
JAN | 9784334791964 |
- 書籍
- 文庫
しのぶ彼岸花
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
しのぶ彼岸花
¥726
在庫なし
商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
千恵の事件の犯人が十数年経ってやっと真相がわかるなんて。黒幕自体は死んでたけど仕事を請け負っていた店や人間を処分できて良かった。千恵の事件にしてもお律が狙われた件にしても自分の預かり知らぬところで恨まれたり逆恨みで危害を加えられて・・・。 お香が無事出産、嬉しい限り。お律の子供の...
千恵の事件の犯人が十数年経ってやっと真相がわかるなんて。黒幕自体は死んでたけど仕事を請け負っていた店や人間を処分できて良かった。千恵の事件にしてもお律が狙われた件にしても自分の預かり知らぬところで恨まれたり逆恨みで危害を加えられて・・・。 お香が無事出産、嬉しい限り。お律の子供のことは残念だった。この時代、今よりこういうことは多かっただろう。無事産まれて成長することの有り難さを改めて感じる。
Posted by
嫁として初めての新年を迎えた律 若女将と絵師の仕事。その両立を励む折、懐妊の兆しに気づく。喜びと不安に揺れる律に、女形の役者から着物の仕事が舞い込んだ 悲喜こもごもの日々が描かれるシリーズ第7弾
Posted by
日本の情緒ある色の名前に、描かれる色がどんな色なのか想像しながら、読んでいる。 葉茶屋という店も、お茶屋さんというと、芸子さんや舞妓さんの所に思われるから、こういうふうに店の名なのだろうなぁと、思いながら読んでいる。 主人公の上絵師のお律、仕事と家庭を守る姿。 そして懐妊するの...
日本の情緒ある色の名前に、描かれる色がどんな色なのか想像しながら、読んでいる。 葉茶屋という店も、お茶屋さんというと、芸子さんや舞妓さんの所に思われるから、こういうふうに店の名なのだろうなぁと、思いながら読んでいる。 主人公の上絵師のお律、仕事と家庭を守る姿。 そして懐妊するのだけど、後半、流産に! 七五三の祝いは、子供が、七つまで、元気に育ってくれる事を祝うためのものである事が、よくわかる。 今、読んでいる本「萌」馳月基矢氏の本も、子供の成長について記載されている。 さてさて、題名の彼岸花は、倅の弔いに着物に描いて欲しいと女形の役者からの依頼である。 昔の男性の羽織裏に、虎や竜は、勿論であるが、髑髏や蝙蝠が、粋とかで流行ったと聞いた事があるけど。 彼岸花は、やはり、忌み嫌う花であると思う。 真っ赤に咲く花は、遠くで見る風景は、とても綺麗で、花自体、綺麗だけど、手折らずに置いて、そっと眺めているのがいいのではと、思う花である。 都会では見られないこの花は、昔から親から、触らないように言われたものである。 最近、花屋で、白い彼岸花を見たけど… その花屋も閉店していた。 何故か、異種の趣で、この花を着物にした題材にしたのか、… 死を見つめての着物発注だったのか?と、考えてしまい、依頼であれば、何でも受けてしまう絵師への考えても、文中では、綺麗に書かれているが、少し納得出来ない着物柄に思えた。 最後の方で、物語の展開説明で、話を終えているけど、もう少し、四章の一つ一つに、話の結論が、含まれてもいいのでは、と思いながら、読み終えた。
Posted by