商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2021/05/08 |
JAN | 9784299014818 |
- 書籍
- 新書
悪の処世術
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悪の処世術
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
プーチンはじめ習近平、トランプなど「独裁者」と呼べる人たちが、どのように台頭してきたかや権力の構造、力の源泉などについて解説しています。 プーチンが情に厚いという意外な側面や、シリアの内情とアサドの学歴など、登場する11人について、知らなかったことがたくさん書かれていました。 ...
プーチンはじめ習近平、トランプなど「独裁者」と呼べる人たちが、どのように台頭してきたかや権力の構造、力の源泉などについて解説しています。 プーチンが情に厚いという意外な側面や、シリアの内情とアサドの学歴など、登場する11人について、知らなかったことがたくさん書かれていました。 この本を読むと、今現在起きている社会の様が、もう少し違う観点から理解できるような気がします。 また民主主義の在り方を、改めて考えることの必要性を感じます。
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存命中のカリスマ独裁者から歴史上有名な独裁者まで11名の独裁者の人となりが軽やかに読める至極の一冊です。本書は自己啓発書でもあり、人物伝でもあり、はたまた地政学を押さえる上で必要な歴史知識の要点が押さえることができる良書だと私は思います。特に本書でシリアのアサド大統領の章はシリア...
存命中のカリスマ独裁者から歴史上有名な独裁者まで11名の独裁者の人となりが軽やかに読める至極の一冊です。本書は自己啓発書でもあり、人物伝でもあり、はたまた地政学を押さえる上で必要な歴史知識の要点が押さえることができる良書だと私は思います。特に本書でシリアのアサド大統領の章はシリアという国を知る上でとても役立ちました。世界史が好きになる一冊です。
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佐藤優先生が20世紀以降の独裁者の基本的な内在的論理を解説した本ですが、今の世界を読むためにも一読の価値があると思う。他方で習近平やプーチンを取り上げていないのはちょっと残念か。 スターリンの章でキリスト教の代わりの宗教としての共産主義、人民に自由を与えるとがめる奴が出てくるので...
佐藤優先生が20世紀以降の独裁者の基本的な内在的論理を解説した本ですが、今の世界を読むためにも一読の価値があると思う。他方で習近平やプーチンを取り上げていないのはちょっと残念か。 スターリンの章でキリスト教の代わりの宗教としての共産主義、人民に自由を与えるとがめる奴が出てくるので権力が全てを管理するのだ、そのかわりに生活や教育は国家が保障するのだ、権力批判は許さないがタブーに触れなければ食うには困らないよ、という社会を目指し(一定期間成功し)たとあるが、鄧小平以降習近平までの中国によく似ていると思った。あれほど批判したスターリンの轍を踏むのがちょっと面白いね。習近平が毛沢東へ先祖返りしようとしているとはよく言われるが、本書を読んでその感を強くした。 著者の言わんとするのはどうやら今の日本がこのような独裁体制へ転落する危険に晒されているぞということだが、自主警察やらネット世論やらをみているとその恐れはあるようだに思われる。僕からは、この本に限らず本を読め、と言っておく。
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