商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/05/14 |
JAN | 9784040740942 |
- 書籍
- 文庫
せつなの嫁入り
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せつなの嫁入り
¥726
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
良家のお嬢様として嫁に出されたせつなだったが、嫁ぎ先に夫はおらず、一度も顔すら見ぬまま2年が経ち、いよいよ離縁の話が持ち上がる。実家に戻りたくないせつなは、夫の居る京へコッソリ単身向かう事になり… 実家でも不義の子として虐げられ、夫を婚家でも当主にする為に嫁いだのに、それも叶わず厄介者扱いのせつな。京へ赴くもこれまた役立たずで不憫でしたが、性根が優しいせつなに徐々に心を開いて行く警ら隊のメンバーと夫の藤十郎。やっと居場所を見つけたと思った矢先、せつなが実家で座敷牢に閉じ込められていた本当の訳が又不憫で… それでも、漸く心を通わせたせつなと藤十郎の未来が明るそうでホッとしました。 シリーズ化希望です!
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さらっとして読みやすい物語でした。 登場人物に変な癖や裏側ないのでストレスなく読めます。 控えめなせつなと温厚な藤十郎はお似合いのカップルだと思います。 が、いかんせん描写が薄い。作中でどういう街で暮らし、どういう服を着て、どういう風貌で、どういう空気感があってという描写が圧倒的...
さらっとして読みやすい物語でした。 登場人物に変な癖や裏側ないのでストレスなく読めます。 控えめなせつなと温厚な藤十郎はお似合いのカップルだと思います。 が、いかんせん描写が薄い。作中でどういう街で暮らし、どういう服を着て、どういう風貌で、どういう空気感があってという描写が圧倒的に少ない! 維新後の世の中を舞台としているのですが、時代背景もぼんやりしたまま終わってしまいました。 出てくるあやかしもただ物語のスパイス的役割でがっつり絡んでくるわけではないので、印象が薄い。 あやかしやせつなの出生を削ぎ落として、京で役割をまっとうする夫とそれを追っかけてきた妻&藤十郎の後継ぎお家事情で深掘りしたらふたりの心情に焦点が当たっておもしろそうな気がします。 地味でいいので、あやかしや異能を抜いて、ふたりが心通わせ、暮らしを作っていく夫婦の物語が読みたいと思う今日この頃です。
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