隈研吾建築図鑑

宮沢洋(著者)

• 販売会社／発売会社: 日経BP/日経BPマーケティン
• 発売年月日: 2021/05/08
• JAN: 9784296108855

商品レビュー

2025/11/09

国立競技場や雲の上ギャラリー（梼原町）など「木の建築」が印象的な隈研吾だが、コレを見るとやっぱり木の建築・・・と言うか、木材を効果的に活用した建築が多いように感じる。
印象に残ったのはロボット神殿みたいなM２だが、美術館関係も面白い建築が多い。

宮沢洋氏の著作全てに言える事だが、専門用語を極力排したイラストメインの図鑑なので建築ビギナーでも普通に楽しめるだろう。

2025/10/29

隈研吾の設計した建築の図鑑集。
建築物の写真と、その建築の特徴とか特筆箇所がイラストで説明されている。このイラスト説明が手書き文字なのもあり、建築部外者にはわかりずらく、読むのは放棄。冒頭の、隈建築進化図は、カラーで、年代、系統、転機になった建築が一目で分かる。

那須・建築自然素材三部作 2000
　広重美術館、那須歴史資料館、石の美術館

地方建築・第三波　2017から2019
富岡市役所、ゆすはら雲の上の図書館、日本平夢テラス、守山市立図書館、九谷セラミックラボラトリーなど

建物の特徴、印象でカテゴライズして編集

・びっくり系～サービス精神表れる　15点
　　　国立競技場　2019
　　　石の美術館（栃木県那須町）　2000
・しっとり系～物語に引き込む　9点
　　　栃木県那珂川町馬頭広重美術館　2000　
　　　　多くの人が隈研吾の転換点と位置付ける。
　　　栃木県那須歴史探訪館　2000
・ふんわり系～日常を楽しくする　16点
　　　ちょっ蔵広場（栃木県高根沢駅広場）　2006
・ひっそり系～外観の主張を消す　9点
　　　東京ミッドタウンサントリー美術館　2006

2021.5.11初版第１刷　図書館

2023/04/22

隈研吾氏の建築が好きで選んだ。代表的な建築物を50件に絞って「びっくり系」「しっとり系」「ふんわり系」「ひっそり系」に分けさらに巻末に今後の注目作も収録されている。著者は宮沢洋と言う方でイラストも豊富で見やすい。専門書としたら物足りないかもしれないが、私は満足した。