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黒牢城
1,760円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2021/06/02 |
| JAN | 9784041113936 |
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黒牢城
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商品レビュー
3.9
838件のお客様レビュー
戦国時代を舞台に、籠城中の有岡城で繰り広げられる謎解きと人間ドラマが描かれています。主人公の荒木村重は、織田信長に叛旗を翻し、困難な状況に立たされます。その中で、牢に囚われた黒田官兵衛の知恵を借りながら、次々と発生する怪事件に挑む姿が描かれています。作品は連作短編のように構成されており、歴史の背景を知らなくても楽しめる工夫がされています。
物語は、武士の世界観や人間の本質について深く考えさせられる内容で、読者は村重の葛藤や官兵衛の智謀に引き込まれます。歴史ミステリーとしての魅力はもちろん、権力や人間関係の複雑さも丁寧に描写されており、登場人物たちの個性が際立っています。緊迫した展開と感動的な結末が融合し、読後の余韻を残す一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
この発想に…平服。
2023年10月読了。
永らく積ん読ですっかり忘れており(失礼!)、ふと見付けて読みました。
いやはや荒木村重と黒田官兵衛の有岡城での1年弱の間に、これだけの芳醇且つ濃密な戦国譚、ミステリー小説を描くとは…、歴史好きの私にとっても意表を突かれ、又その重...
2023年10月読了。
永らく積ん読ですっかり忘れており(失礼!)、ふと見付けて読みました。
いやはや荒木村重と黒田官兵衛の有岡城での1年弱の間に、これだけの芳醇且つ濃密な戦国譚、ミステリー小説を描くとは…、歴史好きの私にとっても意表を突かれ、又その重厚さに心から魂消てしまいました。
荒木の城抜けやその後の歴史を知る者にとって、かなり不可解な行動と解されていた部分に、これだけの物語を仕掛けるとは……、本当にこの方はミステリ作家なのですか?凡百の歴史小説家を蒼白にさせたでしょう。
大河ドラマ等の影響で、最近はこの頃の武将達が比較的マイルドに(と言えば聞こえは良いが、要は綺麗事だけ描く事が常態化して)、”現代人にも優しく見える“武将の人物像を想起させる物語が巷に溢れています。
話は逸れますが、『鎌倉殿の13人』の放映後、視聴者の一部で「鎌倉時代は血腥過ぎて嫌いだ。戦国時代の方がまだ良い」と云う感想が上がっていたのを読み、その無知さに飛び上がる程驚きました。
室町末期はそんな生易しい時代などではな無く、もっともっと人の生命が軽かった時代なのは少し学べば解るのに…と、多メディアに簡単に振り回される人達に腹が立ちました。
その点、この小説は正に「戦国時代の峻烈さ」をよくよく描き出していると懐います。籠城策と云うのは一般的には「追い込まれている側」が執る行動であり、あの小田原城でも結果として、大きな戦闘が無いまま落城した通り、長期間では上策とは言えません。
それは取りも直さず、兵糧の問題に限らず「多くの人の閉塞感が高まる」為、長期戦には向かないからです。ではなぜ荒木は、織田からの再三にも渡る「赦免及び話合い」の誘いを悉く断り籠ったのか、そしてその後単独脱出したのか、不思議で成りませんでした。毛利が東進したがらないのは自明の筈。
ちなみに信長は「苛烈誅求を究めた残虐な殺人者」では有りません。最近の資料で、寛容に赦免したり、荒木や松永には何度も「許すから話をしよう」という手紙を出して、翻意を促していた事実が分かっています。
それだけに、荒木の本当の心中は誰にも分からないのですが、これだけ細部まで良く調べた書込みで「籠城側の揺れ動く心理状態」を克明に描き出し、その上にミステリーを重ねるという離れ業は、著者にしか出来ない大業だと思いました。
荒木村重と云う目立たない武将に光を当てた事にも感謝です。
左衛門佐
丁寧に作られているし、とても充実した読書体験ができる本だと感じる反面、私の知識のなさとか理解の浅さとかが邪魔をして、とてもしんどくて……しょうじきなところ、辛い。 これを楽しくするする読めたらいいのに、と思いながら、折に触れて前のページに戻り、なんなら言葉の意味や背景を検索して、...
丁寧に作られているし、とても充実した読書体験ができる本だと感じる反面、私の知識のなさとか理解の浅さとかが邪魔をして、とてもしんどくて……しょうじきなところ、辛い。 これを楽しくするする読めたらいいのに、と思いながら、折に触れて前のページに戻り、なんなら言葉の意味や背景を検索して、それでもうっすらわかった気になるだけの読書体験だった。でも、それでも最後まで読めたので、やっぱりちゃんと面白い話なんだと思う。それを感じるよりも先に、私が疲れて打ちひしがれてしまっただけで。
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時代物は難解なのでいつもとは逆で映画観てから原作。おかげで解像度がさらに高くなりました。城主の孤独と揺らぐ家臣の心、そして敵対する陣営…みんなぼんやり生きてません。それが戦国の時代なのか。痛々しい隙間から少しでも美学を見出そうと読んでしまう。
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