桜の文化誌 花と木の図書館

コンスタンス・L.カーカー(著者), メアリー・ニューマン(著者), 富原まさ江(訳者)

• 販売会社／発売会社: 原書房
• 発売年月日: 2021/04/20
• JAN: 9784562059201

商品レビュー

2022/04/02

西洋から見た桜の歴史はすなわちサクランボの歴史のようだ。
個人的には鑑賞するための桜とは別のカテゴリに思える。
だからなのか実はサクラ、花は桜と別表記の翻訳になっている。
ジョージ・ワシントンの逸話もずっと花がメインの桜だと思っていたが、どうやら実がなる木のようだ。

栽培の歴史から世界でどのように実や花が愛されてきたか、実の持つ意味や芸術に取り入れられた歴史など幅広く紹介されている。
鑑賞としての花の章では日本の話が多く出てくる。
日本のサクランボも美味しいのだけれど、どうしても花の方が印象が強いのかも。
あぁ、たらふくサクランボを食べたい。
実がゴロゴロ入ったチェリーパイが食べたい。

2022/03/22

毎年35万本以上の桜が咲き誇る世界の桜の首都を自負していると言うジョージア州メイコンは初めて聞いた

1982年以来毎年フィラデルフィアで行われてるスバル・フィラデルフィア・桜祭りや16年からシンガポールで毎年開催されているブロッサムブリスにも行ってみたい

想像していたよりも桜の樹木 花見に関する記載が少なかった為流し読みになってしまった
次回読むならば熟読したいと思う

2022/03/14

日本人にとって桜は花で、ともすればサクランボと桜が全くつながらなかったりもする。
でもそれは日本特有のものなのね。
木と花と実だものね、当然繋がってしかるべきで。
更に美味しい実なんだから、みんな注目する。
もちろん日本でもサクランボはサクランボで美味しいし、魅力的な果物だけど、この『桜の文化誌』というタイトルを見て、最初にサクランボを思い浮かべる人はそうそういないだろうと思う。
面白いな。
ということで桜の文化誌はサクランボの文化誌なのですね。
サクランボは美味しい。
アレルギーに注意。