これまで読んだいくつかの本の中で今でも残る秘密結社のように現れてきたテンプル騎士団。エルサレムの聖地奪還を目指した十字軍の屋台骨を支えて、激しい戦いを行いながらヨーロッパでの資金、支援獲得のための組織運営により莫大な富も作り上げた組織。しかしサラディンとの英雄的な戦いの時は過ぎ、フランス王フィリップ4世により汚名を着せられ解体される。中世的なロマンと歴史的な事実をとても丹念に描いて、長いけどとても読み応えがあり、かつ読みやすい。

Posted by ブクログ

2021/05/10

東部（前線）の騎士団と、西部（後方）の騎士団はまるで別生活... ・テンプル騎士団の視点でのストーリーになっているので、分かりやすい・退却とか許されないので、総長がアホだと、ほぼ全滅になるｗ・資金が豊富で、現金の運搬とかも信頼できるので、銀行としての機能が評価されていたとか...

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東部（前線）の騎士団と、西部（後方）の騎士団はまるで別生活... ・テンプル騎士団の視点でのストーリーになっているので、分かりやすい・退却とか許されないので、総長がアホだと、ほぼ全滅になるｗ・資金が豊富で、現金の運搬とかも信頼できるので、銀行としての機能が評価されていたとか面白い・十字軍で遠征してきたヨーロッパ君主たちのそれぞれの性格があからさまに出た行動が面白い

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