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最底辺のポートフォリオ 新装版 1日2ドルで暮らすということ
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最底辺のポートフォリオ 新装版 1日2ドルで暮らすということ

J.モーダック(著者), S.ラザフォード(著者), D.コリンズ(著者), O.ラトフェン(著者), 大川修二(訳者), 野上裕生(監修)

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最底辺のポートフォリオ 新装版 1日2ドルで暮らすということ

4,730

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2021/04/13
JAN 9784622090120

最底辺のポートフォリオ 新装版

¥4,730

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2023/01/30

1日2ドル以下で生活しているような、バングラデシュや南アフリカなどいわゆる最貧国の人々の経済事情についてのレポート。 まず重要なのは、彼らがいかに収入が低くとも、その収入の中で計画を立て、貯蓄や運用をおこない生活を営んでいるということだ。 先進国的な視点で見ると、2ドル以下で生活...

1日2ドル以下で生活しているような、バングラデシュや南アフリカなどいわゆる最貧国の人々の経済事情についてのレポート。 まず重要なのは、彼らがいかに収入が低くとも、その収入の中で計画を立て、貯蓄や運用をおこない生活を営んでいるということだ。 先進国的な視点で見ると、2ドル以下で生活している人々は食うや食わずのその日暮らしをしているかと思うが、そんなことは無く、彼らなりにリスクに備え、毎日子供に食事を与えられるよう生活している。 彼らは、貯蓄に使えるツールがあれば率先して活用し貯蓄をしたいと考えているのだ。 しかし、フォーマルな金融機関というのはやはり極端な低収入状態に対応できる柔軟さは無く、多くはインフォーマルな仕組みが受け入れられていく。 治安や、収入状況、周囲を取り巻く諸々の信頼性など先進国の金融事情とは全く違う要因があるが、人の考えの根底は共通していることなどが本書からは読み取れる。 だからこそ、取り巻く要因に対応した金融ツールの提供が重要であり、最近ノーベル賞も受賞し注目されているマイクロクレジットはそれの最たるものだろう。

Posted by ブクログ

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