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女武者の日本史 卑弥呼・巴御前から会津婦女隊まで 朝日新書812
935円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/04/13 |
JAN | 9784022951229 |
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女武者の日本史
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女武者の日本史
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
ビジネスにおいてもスポーツの世界でも女性の活躍は目覚ましい。サッカー女子日本代表やバレーボールなどは勿論、陸上や卓球、ゴルフなどあらゆるスポーツで日本人女性選手の活躍を日々目にする。政治の世界にも多くの女性議員がおり、身近なところで会社を見渡せば、100人規模の組織の町が女性だっ...
ビジネスにおいてもスポーツの世界でも女性の活躍は目覚ましい。サッカー女子日本代表やバレーボールなどは勿論、陸上や卓球、ゴルフなどあらゆるスポーツで日本人女性選手の活躍を日々目にする。政治の世界にも多くの女性議員がおり、身近なところで会社を見渡せば、100人規模の組織の町が女性だったりすることも多くなってきた。だが先進国において女性の社会進出はまだまだの評価だし、事実、目覚ましい活躍を感じていること自体が、女性の進出そのもの自体が注目される様な世の中なのである。先日システム提案を受けたある会社は、6名程度のチームで全員が女性だった。提案内容や資料が素晴らしかっただけでなく、プレゼンターの話し方、こちらの質問への的確な回答(意地悪なマニアックな技術的質問であっても)、上長(部長)のタイミングの良い助け舟など、どれをとっても他社5社程度を圧倒していた。内心では凄い時代になったなと感じてしまう自分が、まだ男性社会の意識が強いことに気付かされてしまう。 本書は日本の歴史の中に燦然と輝いてきた女性の活躍やその強さにスポットを当て、現代に続く女性進出を「復興」と捉えた作品である。かつては戦国の世においても、女性武者が兵士たちを率いて闘っていた。有名な所では最近大河ドラマでも話題になった、巴御前や井伊直虎なども登場する。 彼女たちは武芸の才も男性顔負けの優れた域に達していたり、何より主君や夫を守るためにその命を投げ出して闘ってきた。中には伝説じみた首をもぎ取る様な猛者も出てくるが、何よりも自分が女性である以前に一人の人間として、国のため、同じ女性のために心血を注いでいた。 本書を読みこれまで知らなかった戦国武将の妻たちの存在を知ったし、近代においても女性浪人の活躍があったりするなど、その活躍ぶりを眺めていくと、いずれも信念の塊の様な強い意志をもち、決して最後まで諦めずに戦い続ける姿に胸を打たれる。死に直面しては男性さながら潔く切腹するなど、もしかしたら男性でさえも恐怖でやり遂げられない様な事も立派にやり遂げるのである。それが日常的に「女性だから」と扱われた反動なのかはわからない。事実その様な事を成し遂げてきた女性が多くいたという事は事実だ。 本書は主にそうした戦国の世の中女性を中心に、近代においては女性の社会進出を促進するための女学校の設立や、女性の医学の道への扉を開いた方など、数十名の女性を取り上げている。正に本書冒頭で表現されている「女軍(めいくさ)」の文字に相応しい戦いぶりである。 本来ならこの様な特別な扱い自体が不要なはずである。歴史書にこうした話が逸話として出てくる事はあっても、まだまだ視点が男性中心かつ登場人物の多くは男性だ。我が国は社会の女性進出率の評価はまだまだ低いが、この様な本に触れて、奮起する女性はもちろん、女性の本来の優秀さを認めて大きな仕事を割り当てるなど、積極的に場を提供していく様な(最初はルールにしてしまうのが有効だと考える)社会を最もつくっていかなければならない。その様な想いを一層強くさせてくれる一冊だ。
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歴史の中で戦ってきた女性たち。 戦に参加するだけでなく、後方支援や守備、地位向上など様々な戦いの形がある。 いささか女性像を固定している気がする。 小芝居が多いので、資料というより読み物。
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なんでもかんでも女軍の魂を持ったーでまとめるのよくない。 面白かったし、こういう人がいたんだなって勉強になったけれど。 それぞれの女性たちは置かれた立場や境遇が違うので全部違うと思うのでなんかこう女軍とお言う言葉一つでまとめるのは雑だなぁと感じました。
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