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別の人
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別の人

カン・ファギル(著者), 小山内園子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エトセトラブックス
発売年月日 2021/03/28
JAN 9784909910103

別の人

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商品レビュー

3.9

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2025/09/13

恋人のデートDVを告発したことで、SNSでバカ女と非難されるようになったキム・ジナ。「あなたにも非があった」「あなたも彼を利用していた」などと言われて被害者が叩かれる話だと思ったら、彼女が、特に許せなかった書き込みについて、犯人を探るべく田舎に帰り、心当たりの人物と会って対決する...

恋人のデートDVを告発したことで、SNSでバカ女と非難されるようになったキム・ジナ。「あなたにも非があった」「あなたも彼を利用していた」などと言われて被害者が叩かれる話だと思ったら、彼女が、特に許せなかった書き込みについて、犯人を探るべく田舎に帰り、心当たりの人物と会って対決することで、新たな様相を呈する。相手の女も、また別の女も、男から軽んじられ、傷つけられていた。ジナは過去にその彼女らの助けの声を無視したという自分の罪に気づく。 彼から振るわれた暴力を、はじめ、暴力と認識していなかった。「オレはな、優しい人間なんだよ。お前がオレの優しさを引き出せないんだ。オレが優しく出来るよう力になろうとは思わないのか?」男はそう言って、彼女のほうが悪いのだという意識を植え付ける。ああ、まったく。この話に出てくる女性は様々な形で男に傷つけられているが、それを被害だと口にすることを、男によって、じつに巧妙に塞がれているのだ。「彼を苛立たせる私が悪い」「本当は彼も傷ついている」「私がされたことは普通のことで、私がそんな扱いを受けるわけがない」「私は被害者意識が強いのかもしれない」 そして女同士、嫌い合う。男に媚びて、誰でもやらせるという噂のある女を。憧れの的である先輩を射止めた女を。自分はあなたたちと違うわよという顔をしている女を。さらには、被害者と名乗る女を軽蔑する。「男子学生と二人で酒を飲むべきではなかった」「泊りでデートに行くのに、そうなるということがわからないわけはない」同じ立場であるのに。同じ被害はすぐそばにあるのに。女同士連帯することも難しい。 被害を認められない女は、自分に言い聞かせる。「死ぬギリギリまで抵抗しても彼がやめなかったってわけじゃないんだから。ズルズル言いなりになってる自分を認めたくなかったんだと思う。そういうのは恥ずかしいから。いまどきそうやって言いなりになっている女がいるなんて、それがこの自分なんて。私は現代的な女だ、自分のやりたいことをする女だ。セックスなんかたいしたことじゃない、あんなことなんでもない」 やー、無理だね。セックスがある限り、男と女が理解し合うことは。

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2025/08/31

和訳されている韓国文学に偏りがあるのか、最近書店に並ぶものは大半がフェミニズム関連の内容だ。 本書も主に暴力被害を受けてきた女性たちの傷が、それぞれの立場で語られる。 日本に住んでいて、日常的に同様の被害を懸念することはないが、それほどまで韓国の状況はひどいのか?大好きな国だか...

和訳されている韓国文学に偏りがあるのか、最近書店に並ぶものは大半がフェミニズム関連の内容だ。 本書も主に暴力被害を受けてきた女性たちの傷が、それぞれの立場で語られる。 日本に住んでいて、日常的に同様の被害を懸念することはないが、それほどまで韓国の状況はひどいのか?大好きな国だからこそ、もっと知りたくなる。

Posted by ブクログ

2025/05/06

もっと正しい教育が必要なんだと思う、男性に 知識と情報をしっかりと教え、そこに存在する加害性を認識するように育てなければ 加害者(になるかもしれなかった)がいない限り 被害者は生まれないのだから

Posted by ブクログ