商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | BL出版 |
発売年月日 | 2021/03/29 |
JAN | 9784776409298 |
- 書籍
- 児童書
ヴォドニークの水の館
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ヴォドニークの水の館
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商品レビュー
3.8
11件のお客様レビュー
京都の絵本屋さん『きんだあらんど』で出会った本 チェコの作家さんで、イラストは日本の方らしい。 色彩がとっても綺麗。お話もThe 昔話って感じ。 ヴォドニーク、ええやつかと思ったらそうでもないのか?哀しきお話でもあった。 チェコの子たちって 「ほら!早く寝ないとヴォドニークが...
京都の絵本屋さん『きんだあらんど』で出会った本 チェコの作家さんで、イラストは日本の方らしい。 色彩がとっても綺麗。お話もThe 昔話って感じ。 ヴォドニーク、ええやつかと思ったらそうでもないのか?哀しきお話でもあった。 チェコの子たちって 「ほら!早く寝ないとヴォドニークが来るよ!」とかって言われてたりするのかな。それとももっと怖い怪物がいるのかな…? 我ら日本人が「ほら!はよ寝なゴジラくるで」って言われてるみたいに。笑 みなさん、早く寝ないと“何が来る”言われてました?
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主人公は自殺しようと水に飛び込むと水の精ヴォドニークに助けられ、衣食住を与えられるのと引き換えに家事をする。触ってはいけないと命じられた壺には川で死んだ人の魂が閉じ込められていて‥という意外とダークな話だが、絵が本当に良い。 表紙の魚が綺麗なのに惹かれて借りたが、壺を前に逡巡する...
主人公は自殺しようと水に飛び込むと水の精ヴォドニークに助けられ、衣食住を与えられるのと引き換えに家事をする。触ってはいけないと命じられた壺には川で死んだ人の魂が閉じ込められていて‥という意外とダークな話だが、絵が本当に良い。 表紙の魚が綺麗なのに惹かれて借りたが、壺を前に逡巡する場面など、単純に場面を絵にするだけでなく、心情も反映されているところが素晴らしい。 話自体は浦島太郎風のチェコの民話。 お母さんは貧しいのに子供をたくさん産んでその日暮らしで、実は話に一切登場しない(この世に戻った時には既に亡くなっている)。父親はそもそも言及が一切ない。
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ヴォドニークは、水の中にいるようかい。ヴォドニークは、貧乏で死のうとしたむすめを助けてくれた。むすめは、めんどうを見てもらって、働いて、お金ももらった。 ヴォドニークが、人間のたましいをつぼの中にとじこめているのとか、つぼのふたを開けたら、命はないと言うのとかはこわい。でも、ヴォ...
ヴォドニークは、水の中にいるようかい。ヴォドニークは、貧乏で死のうとしたむすめを助けてくれた。むすめは、めんどうを見てもらって、働いて、お金ももらった。 ヴォドニークが、人間のたましいをつぼの中にとじこめているのとか、つぼのふたを開けたら、命はないと言うのとかはこわい。でも、ヴォドニークがたましいを集めていたのは、自分のそばに置いておきたかったからかな。ヴォドニークはこわいけど、優しいのかな。 むすめが、つぼのふたを開けたときの場面が印象的だった。すごくきれい。真っ暗な水の館が、たましいで明るくなった。閉じ込められていたたましいがうれしくて光ったのかな。むすめも、弟のたましいを助けて、貧乏でも家がいいなと思うようになった。よかった。 絵が、すごくきれいだった。むすめが館へ行って帰ってきたら、季節が変わっていた。自分でがんばって生きていこうとする気持ちには、春は明るくてちょうどいい。 後書きを読んで、ヴォドニークが河童だと書いてあって、似てるなと思った。(小5)
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