商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2021/04/13 |
JAN | 9784309631301 |
- 書籍
- 新書
不機嫌のトリセツ
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不機嫌のトリセツ
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商品レビュー
3.7
18件のお客様レビュー
この人のトリセツシリーズは読みやすくて好き。 だが、若干このトリセツ一本で引っ張り過ぎてネタ切れ感がある。それと今回、改めて「奈良女子大学理学部物理学科卒業、人工知能(AI)の研究開発」という著者の経歴を思い出した。本書内でAIに対しての見解を知人から問われたという内容が記され...
この人のトリセツシリーズは読みやすくて好き。 だが、若干このトリセツ一本で引っ張り過ぎてネタ切れ感がある。それと今回、改めて「奈良女子大学理学部物理学科卒業、人工知能(AI)の研究開発」という著者の経歴を思い出した。本書内でAIに対しての見解を知人から問われたという内容が記されて、なんでわざわざAIの話?と思ったのだが、専門だったのだ。何だか研究に基づく知見ではなく、経験的な話ばかりが載せられていたので、忘れていた。 というわけで、この人の本を読むときには、裏付けとなるデータが無くても良いというのが本音であり私にとっては珍しい読み方である。ただのお姉さんの意見という感じなのだが、不思議と素直に頭に入ってくる。説得力があるからだ。 今回、特に学んだのは「会話の相手をえこひいきしましょう」という事と「過去の蒸し返し(怒り)への謝罪は利子を払っているだけ」、「相手に相談する事も大事」という事。どれも私が苦手としている事。私たちは友達だよね、だから多少矛盾していても味方してくれるよね、という甘えた感じが全く受け容れられない。これだといつも説教口調になってしまうので、相手も面白くないだろうと思ってはいたが、これを直さねばと思い直した。たまには、公平さを気取るのではなく、思い切り馴れ合いの世界に飛び込んでみよう。その上で、たまには誰かを頼ってみようかと思った。
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面白かった。男女の脳は違わない、という主張も理解できるけど、違いを認識してすれ違わないようにという筆者の主張は真っ当なものに感じる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世の中の「不機嫌」について色々な視点から書かれていて、読んで良かったと感じた。 なんか理不尽だよな〜と思っていたことが、あ、そういう仕組みだったのか!と思えたことで、そういう場面に出会ったとしても、ちょっぴり俯瞰的に見れそう。 モヤモヤが溜まった時に、また読み返したい本。 例えば夫との会話とか、、(笑) こういう違いがあったから私イラついてたのかとか。。 ま、頭では分かってても実際寛容になれるか、実践できるかはまた別の問題だけどね(笑) 英語を話す方と日本語を話す方では、脳の使い方が違うとか、新たに得られた知識もたくさんあった。 子どもが反抗期の時期に入った時の会話例も勉強になった。 そして、縄跳びのくだり。手首や肘のベストな使い方が人によって違うということ。いわゆる「コツ」というのは人によって違うということ。学校の体育とか大丈夫なん?と思ってしまった(笑) 最後に、何よりもビックリしたのが、この新書の作者が自閉症の方だっということ。 自閉症に対して本当に申し訳ないことに、偏見を持っていたのかもしれない。。 本当に作者が言う通り、「感性のバリエーションは頼もしい」と思える自分になりたい。
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