不機嫌のトリセツ の商品レビュー
この人のトリセツシリーズは読みやすくて好き。 だが、若干このトリセツ一本で引っ張り過ぎてネタ切れ感がある。それと今回、改めて「奈良女子大学理学部物理学科卒業、人工知能(AI)の研究開発」という著者の経歴を思い出した。本書内でAIに対しての見解を知人から問われたという内容が記され...
この人のトリセツシリーズは読みやすくて好き。 だが、若干このトリセツ一本で引っ張り過ぎてネタ切れ感がある。それと今回、改めて「奈良女子大学理学部物理学科卒業、人工知能(AI)の研究開発」という著者の経歴を思い出した。本書内でAIに対しての見解を知人から問われたという内容が記されて、なんでわざわざAIの話?と思ったのだが、専門だったのだ。何だか研究に基づく知見ではなく、経験的な話ばかりが載せられていたので、忘れていた。 というわけで、この人の本を読むときには、裏付けとなるデータが無くても良いというのが本音であり私にとっては珍しい読み方である。ただのお姉さんの意見という感じなのだが、不思議と素直に頭に入ってくる。説得力があるからだ。 今回、特に学んだのは「会話の相手をえこひいきしましょう」という事と「過去の蒸し返し(怒り)への謝罪は利子を払っているだけ」、「相手に相談する事も大事」という事。どれも私が苦手としている事。私たちは友達だよね、だから多少矛盾していても味方してくれるよね、という甘えた感じが全く受け容れられない。これだといつも説教口調になってしまうので、相手も面白くないだろうと思ってはいたが、これを直さねばと思い直した。たまには、公平さを気取るのではなく、思い切り馴れ合いの世界に飛び込んでみよう。その上で、たまには誰かを頼ってみようかと思った。
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面白かった。男女の脳は違わない、という主張も理解できるけど、違いを認識してすれ違わないようにという筆者の主張は真っ当なものに感じる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世の中の「不機嫌」について色々な視点から書かれていて、読んで良かったと感じた。 なんか理不尽だよな〜と思っていたことが、あ、そういう仕組みだったのか!と思えたことで、そういう場面に出会ったとしても、ちょっぴり俯瞰的に見れそう。 モヤモヤが溜まった時に、また読み返したい本。 例えば夫との会話とか、、(笑) こういう違いがあったから私イラついてたのかとか。。 ま、頭では分かってても実際寛容になれるか、実践できるかはまた別の問題だけどね(笑) 英語を話す方と日本語を話す方では、脳の使い方が違うとか、新たに得られた知識もたくさんあった。 子どもが反抗期の時期に入った時の会話例も勉強になった。 そして、縄跳びのくだり。手首や肘のベストな使い方が人によって違うということ。いわゆる「コツ」というのは人によって違うということ。学校の体育とか大丈夫なん?と思ってしまった(笑) 最後に、何よりもビックリしたのが、この新書の作者が自閉症の方だっということ。 自閉症に対して本当に申し訳ないことに、偏見を持っていたのかもしれない。。 本当に作者が言う通り、「感性のバリエーションは頼もしい」と思える自分になりたい。
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夫・妻・家族に続き4冊目を読了。 黒川先生の本を読むことが初めてだったら 満足感も高まったのだろうか。 「不機嫌のトリセツ」のタイトルだったので、 なぜ不機嫌になるのか、どうしたらいいのかが書かれているのかと思った。 けど書かれていたのは、 男女の回路の違いと脳の仕組み?につ...
夫・妻・家族に続き4冊目を読了。 黒川先生の本を読むことが初めてだったら 満足感も高まったのだろうか。 「不機嫌のトリセツ」のタイトルだったので、 なぜ不機嫌になるのか、どうしたらいいのかが書かれているのかと思った。 けど書かれていたのは、 男女の回路の違いと脳の仕組み?について。 前者は他の書籍に記載されている内容だったし、 後者は不機嫌となんにも結びつかない、 ただの知識のひけらかしのように感じた。 一部の項目は全く同じ文章だったような、、、、 主語が”不機嫌”になっているならともかく、、、 他の本で納得度高かっただけにがっかりした。 なんだかうーん
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黒川さんのエッセー集。妻のトリセツほどのインパクトはなし。やはり「共感力」。自分的になるほど、とおもったのは、最後の2つ。千本目のバラ、と、母の悲しみでしか伝えられないこと。
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脳科学、人工知能研究者の著者による、脳の仕組みの視点からみる不機嫌の源となるものと、それを踏まえた日常生活で使える対応スキルについて書いてある本。 普段新書はあまり読まないが、何となく興味が湧いて読んでみた。あーそうそう!と頷きながら、こうやって夫婦はすれ違ってイライラしてしまう...
脳科学、人工知能研究者の著者による、脳の仕組みの視点からみる不機嫌の源となるものと、それを踏まえた日常生活で使える対応スキルについて書いてある本。 普段新書はあまり読まないが、何となく興味が湧いて読んでみた。あーそうそう!と頷きながら、こうやって夫婦はすれ違ってイライラしてしまうのか、と納得。子どもに対しても、ついつい5W1Hで会話を始めてしまって小言っぽくなってしまうなぁと反省した。 ただ、最後に「母の悲しみでしか伝えられないこと」というところで、これだけ「叱らずにほめる」「叱るときは冷静に」みたいな傾向が大きいこの時代に、こういう考え方もあっていいんだ、と思えて少し楽になった。そうだよね、何でもかんでもじゃないよね、と。 色々な考えに触れることは、時々ハッとさせられて新たな視点を持てる。いい読書でした。
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息子のトリセツ、妻のトリセツに続きトリセツ、シリーズ3冊目です。 とても面白かった!! 感情ジェットコースターで、察してちゃん型不機嫌の母親の元で育った私。 今でも変わらず何かあるとすぐに不機嫌オーラを出すので、実家に帰ると大人になった今でもビクビクヒヤヒヤハラハラしてしまいま...
息子のトリセツ、妻のトリセツに続きトリセツ、シリーズ3冊目です。 とても面白かった!! 感情ジェットコースターで、察してちゃん型不機嫌の母親の元で育った私。 今でも変わらず何かあるとすぐに不機嫌オーラを出すので、実家に帰ると大人になった今でもビクビクヒヤヒヤハラハラしてしまいます。(HSPの私との相性最悪です) "フキハラ"なんて言葉があるのを知ったのは最近のことです。 私の子育てにおいて"いかに自分の機嫌は自分でとるのか"ということは重要なテーマでした。 そんな私なので、この本のタイトルにひかれないわけがない。 結果として、私が求めていた答えは見つからなかったけど。 でも、脳の話はとても勉強になったのでよかったです。 ちょうど上の子がなわとびを一生懸命練習しているので非常に参考になった。 不機嫌で人を動かそうとする人ってなんなんだろうね。謝っても許してもらえないし。 察して動いてあげても感謝もされないし。 めちゃくちゃじゃないか!そんなんでまともな子どもが育つわけねーーー これからも勉強を続けていこうと思います。
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それができれば苦労はしない、と思いつつもなにか一つでも実践できれば読んだ価値があったと思えるのだろう。
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いかに機嫌よく暮らすか。がテーマの私にとってはこの不機嫌のトリセツ!!すごいやん!ってなって読み始めました。 なるほどね…対話術から脳の違いまで納得です。 肘を使う人と手首を使う人のくだりでは思わずペットボトルで飲む仕草をしてしまいました。 めっちゃ、これからもココ注目してしまい...
いかに機嫌よく暮らすか。がテーマの私にとってはこの不機嫌のトリセツ!!すごいやん!ってなって読み始めました。 なるほどね…対話術から脳の違いまで納得です。 肘を使う人と手首を使う人のくだりでは思わずペットボトルで飲む仕草をしてしまいました。 めっちゃ、これからもココ注目してしまいそうです。
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「妻のトリセツ」、「夫のトリセツ」を読んで、とても共感するところが多く、この本も手に取りました。 先に読んだ2冊のおさらいにもなり、また、新しく娘のトリセツ的な章もあり、勉強になりました。 肘を使う人、手首を使う人という話は、全ての子を持つ親と教師には教えておかなければならな...
「妻のトリセツ」、「夫のトリセツ」を読んで、とても共感するところが多く、この本も手に取りました。 先に読んだ2冊のおさらいにもなり、また、新しく娘のトリセツ的な章もあり、勉強になりました。 肘を使う人、手首を使う人という話は、全ての子を持つ親と教師には教えておかなければならない。自分の子供だからと言って、同じやり方は通用しないどころか、返って子供を苦しめることになるとは、思いもしなかった。 最終章には、AIのことが書かれていた。AIは、人間を超えられる、すでに超えているというのは意外だったけど、納得。そして、幸せになることは、人間にしかできないことで、その点は、AIは人間を超えることはできない。そうかも。
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