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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 高文研 |
発売年月日 | 2021/03/23 |
JAN | 9784874987520 |
- 書籍
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「いろんな人がいる」が当たり前の教室に
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「いろんな人がいる」が当たり前の教室に
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教師の原田さんによる実践記録。彼女が毎春担任するクラスには、いつも「問題児」がいた。それも何人も。彼らの存在により、クラスは落ち着きがなく、授業どころではない。原田さんは、クラスの子どもたちを巻き込みながら、問題児とされる彼らの問題行動を見つめ、受け止め、行動の理由を探り、気持ち...
教師の原田さんによる実践記録。彼女が毎春担任するクラスには、いつも「問題児」がいた。それも何人も。彼らの存在により、クラスは落ち着きがなく、授業どころではない。原田さんは、クラスの子どもたちを巻き込みながら、問題児とされる彼らの問題行動を見つめ、受け止め、行動の理由を探り、気持ちに共感し、許し…そしていつしか心を通わせていく。その過程で周りの子どもたちも、彼らに向ける眼差しが温かいものに変わり、やがて受け入れ、つながり、荒れていたクラスがまるでうそのようにまとまっていく。そんないくつもの事例が書かれた本。原田さんは、子どもだけでなく、面談、連絡帳、メールなどを通して当事者の保護者ともつながっていく。彼女の子どもに対する姿勢はおおらかで、ウェルカム精神にあふれ、自然体で、だけど子どもたちの変化には、目を見はらずにはいられない。子どもって接し方によってこんなに変わるんだ〜と実感。学校現場に身を置く全ての人に読んでもらいたい一冊。
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『言葉を失ったあとで』で紹介されていたので読んだ。 授業中に歩き回る、クラスメートに暴力をふるうなど、「やっかいな子」とされ、煙たがられがちな子供を、いかにクラスの一員にしていくかの実践記録。成功例が書かれてるのはあるけど、原田氏の子供たちの捉え方と導き方はユニークで、保護者と...
『言葉を失ったあとで』で紹介されていたので読んだ。 授業中に歩き回る、クラスメートに暴力をふるうなど、「やっかいな子」とされ、煙たがられがちな子供を、いかにクラスの一員にしていくかの実践記録。成功例が書かれてるのはあるけど、原田氏の子供たちの捉え方と導き方はユニークで、保護者との関わり方も「これは教師の仕事なのか?」とあまりにも負荷のある働き方に、とてもじゃないが「誰でもできる」指導法じゃないよな……とは思う。しかし、子供を持たないわたしでさえも、原田氏の他者を認める「まなざし」みたいなものは、大人同士でも参考になると感じながら読んだ。 クラスメートの子供たちもすごい。安心して発言できる居場所があれば、こんなにも自由で優しくなれるのかと驚く。もちろん異質の他者を受け止めるのに子供たちなりに葛藤し、格闘しているんだけど。そういう難しい時期を乗り越えて、クラスメートと信頼を築き上げてく過程に希望を持った。
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題名にもあるように「いろんな人がいる」って、当たり前のことだけど、当たり前のように感じられていなかったのかもしれないと自分を見直すきっかけになりました。 目の前にいる人と真っ直ぐに向き合うことが大事なのだと感じました。
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