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「暮し」のファシズム 戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた 筑摩選書0208
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「暮し」のファシズム 戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた 筑摩選書0208

大塚英志(著者)

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「暮し」のファシズム 戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた 筑摩選書0208

1,980円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2021/03/17
JAN 9784480017253

「暮し」のファシズム

¥1,980

商品レビュー

4

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みんなの感想まとめ
  • 戦争
  • 日常生活
  • 影響
  • 新しい生活様式
  • 歴史的視点
  • ファシズム
  • 社会批評
  • 文化と戦争
  • メディアの役割
  • 無意識の価値観

戦争と日常生活の関係を鋭く掘り下げた本は、現在の「新しい生活様式」が過去の「新生活体制」とどのように重なるのかを明らかにしています。著者は、戦時中のメディアや文化がどのように生活に浸透していったのかを細やかに検証し、読者にその恐ろしさを伝えます。特に、政治家の発言を引用しながら、私たちが無意識のうちに受け入れている価値観や生活様式がどのように形成されるのかを考察する点が印象的です。読者は、今の社会の動きに対して警戒心を持ち、自らの感覚を大切にすることの重要性を感じることでしょう。日常の中に潜む「ファシズム」の影響を認識し、そこからどう行動するかを問いかける内容は、現代に生きる私たちにとっても考えさせられるテーマです。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戦後80周年なので、戦争関連の本を読みたくて コロナ禍の「新しい生活様式」という言葉。筆者は違和感を覚えると言う。なぜか?戦時下で、同じような言葉で、戦争が人々の生活に入り込み、それを積極的に推奨し、(政府が、または、メディアが、政府が推奨した時、一般市民は遅い、とまで感じたという) 総力戦となった。 新しい生活は、それが新しくて先進的で素晴らしいものですよ、という顔をして、もてはやされて、かっこいいものになる。 そう言う空気に、日本国民は左右されやすいと国民気質だと思う。 戦時下、戦争が激化するにつれ、一般市民から、自粛、という空気が広まった。節約=自粛=戦争国家への貢献 ミニマリストがもてはやされた。それが戦争への貢献だった。ミニマリストにより、さっぱりとしたゆとりのある心地よさまで言及されて、内面をもこうあるべし、が示された。 こうやって、プロパガンダは戦争の色をせずに、婦人雑誌などを通じて、浸透していった。 戦争も佳境に入ると、毒ガスマスクの普及が急に徹底的になされる。実際は焼夷弾の方がメインの攻撃に使われたのに、毒ガスマスクは一見ギョッとするし、怖い。だから恐怖心を煽り、戦時下体制に向けて国民を総動員しようとする心理的工作であった。 この本を読んだ後、コロナ禍で氾濫した言葉は、いかに戦時下とに通っていたのかに気づく。 医療従事者への感謝(=兵隊さんに感謝)、非常時・有事、自粛、断捨離ブーム、パンケーキブーム、国民皆マスク、同調圧力、、、 戦時下に生活に潜んだファシズムを知っていれば、これらへの違和感も生まれていたのではないか?

Posted by ブクログ

2025/09/20

「下意上達」の仕組みを大上段から作り上げる、というのは誠に見事な作戦であると思う。 内容としては後書きに書いてあるコンセプトを理解すれば十分と思った。「ていねいなくらし」というワードがそのまま戦時下に出てきた訳ではない。論拠としては不十分に感じるが、説としては面白い。

Posted by ブクログ

2025/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「戦争は『新しい生活様式』の顔をしてやってくる」 戦時プロパガンダと言えば「ぜいたくは敵だ!」「欲しがりません勝つまでは」「進め一億火の玉だ」などのスローガンが思い浮かぶ。今見ると、上から押しつけられる強い言葉にとても違和感を感じる。 しかし、なぜ戦時下の国民がその様な言葉を(なぜか)すんなり受け入れて、出征する我が子を「お国のために」と見送り、見送られる男子も「お国のために死んできます」と出発し、生きて帰ると非国民となじられる、というおかしな思想になったのか。 他の戦争関連の書籍や番組などで、決して受け入れているわけではないけれどそうするしかない状況があったと理解したけれど、何故そのような空気になったのかは常々疑問だった。天皇が神だいう時代だとしてもそのような理不尽をすんなり受け入れるものなのか? 「暮しのファシズム」では、生活のベース(家庭)に戦時プロパガンダが忍び込む様子が解説されている。 戦争へ行く男子だけではなく、そのベースになる家庭を守る女子にも巧妙なプロパガンダがされていたことがわかる。 「ていねいなくらし」「断捨離」「節約」「工夫」現在も使われているこれらの言葉が、「新しいくらしの提唱」の顔をして、戦争に向かう、または戦時下の人々をまるでそれが正しいかの様にコントロールしていたことに驚く。今もあまりにも使われている言葉だし、それの何が悪いのか分からず、しばらく混乱しながら読んだ。 「暮しの手帖」「婦人之友」など今もある雑誌で、婦人向けに柔らかい女性の言葉で「賢い女性」のあり方を説き、戦時下の生活をまるで自分達がそれを賢く楽しんでいるかのように滑り込ませていったのがわかる。 現代の雑誌でも「賢いOLの1ヶ月の着回し」だの「出来る女はメイクが〇〇」みたいな見出しが踊り、流行りのメイクや服を着てるけれど、それと変わらない。誰かが作った流行りが人を動かすと共にそれが一つの思想になる。 少し前に読んだ「この世界の片隅に」では主人公のすずさんが、確かに着物を国民服(もんぺ)に作り変えていた。様々な生活の工夫も自ら楽しんでいるように見えた。 服に関して言えば、確か明治以降洋装文化は発展して大正モダンなどファッション面でも様々な華やかな装いが流行っていたはずなのが、戦時下で世の中が一気にもんぺになる。(すずさんは広島の田舎暮らしなので当てはまらないかもしれない)何故この様なことが可能だったのだろう? 婦人紙だけではなく、小説や漫画などの娯楽の世界でも、戦時下の全体主義的思想を、まるで自分達が進んで行っているかの様に思わせるとても巧妙な思想の統制があった。「上意下達」ではなく「下意上達」に成功していた。 現在、SNSなど人々が触れるメディアが散在して、情報チャンネルが増えれば偏らなくなるのかと思ったら全くそうではなく、まことしやかな噂やデマも多く、鵜呑みにして他者を攻撃する様子も見られる。逆にSNSで暴かれることも増えた。噂だと思っていたエプスタイン島での小児性的虐待の話は事実だという話であった。(文書の真偽はまだ不明) 世界も国内もとても不安定な世の中で「まるで自分達の意思の様に」動かされていることがあるのではないか?この選択をした意思はどこからきたものなのか?と問いながら、メディアの大きな声に注意深く精査しながら過ごしていきたいと思った。

Posted by ブクログ

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