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いちげき(7)
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いちげき(7)

松本次郎(著者), 永井義男(原作)

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いちげき(7)

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 リイド社
発売年月日 2021/03/13
JAN 9784845860838

いちげき(7)

¥770

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2021/12/29

6巻の島田さんの話が印象的だった。 ”これからは侍も百姓もない、刀を指しているだけでは威厳を保てず、畑を耕して年貢を納めていれば何も考えずにすんだ時代は終わる。狡猾で抜け目のない者だけがうまい汁を吸い、皆が形をふり構わず他者を蹴り落とし合う時代が来る。300年続いた太平の世は終...

6巻の島田さんの話が印象的だった。 ”これからは侍も百姓もない、刀を指しているだけでは威厳を保てず、畑を耕して年貢を納めていれば何も考えずにすんだ時代は終わる。狡猾で抜け目のない者だけがうまい汁を吸い、皆が形をふり構わず他者を蹴り落とし合う時代が来る。300年続いた太平の世は終わり、この国は戦に明け狂うことになる” カムイ伝のように非人の立場から歴史を見れば、士農工商の身分制度のある世の中のどこが太平なのかということもあるのだが、我々はいつの世も戦に明け暮れ、人が人を搾取してきたということだろう。平成という一見、太平の感もある30年間にその傾向はまた顕著になったのではないか。だからこそ、島田さんや伊牟田のあり方は自分にはとりわけ輝いて見えた。

Posted by ブクログ

2021/03/18

これにて完結。 原作付き、しかも時代劇ということで、松本次郎としては異色作ともいえる作品だったが、やはり徹頭徹尾松本次郎の作品だった。

Posted by ブクログ

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