商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/03/12 |
JAN | 9784065226131 |
- 書籍
- 文庫
邪魔 新装版(下)
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邪魔 新装版(下)
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
奥田英朗『邪魔 下』。 夫・茂則への疑惑が高まる恭子。パート先の待遇改善の団体交渉にのめり込んでいく… 放火の容疑者を追う九野。確信しているものの、逮捕にまでは至らない… 一方で、花村の逆恨みから、窮地に陥る九野。 恭子がそこまで… そこまでしなくても… 幸せな普通の家族...
奥田英朗『邪魔 下』。 夫・茂則への疑惑が高まる恭子。パート先の待遇改善の団体交渉にのめり込んでいく… 放火の容疑者を追う九野。確信しているものの、逮捕にまでは至らない… 一方で、花村の逆恨みから、窮地に陥る九野。 恭子がそこまで… そこまでしなくても… 幸せな普通の家族が、夫のちょっとした出来心から、地獄に… 子供たちが不憫でならない。 夫に自首させるべきだったのでは。 恭子の豹変、そしてまだ行方知れずとは。 九野にとってはこれでよかったのか。 九野は妻と義母の事故死以来、精神的に不安定だったんだな。途中から義母⁇だったが… 結局、邪魔なやつを排除するって、ことだったのか、自分が生きていくために。
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下巻を楽しみにしてたが まどろっこしく ラストは、呆気なく終わった感 上巻のほうがテンポがあり 面白かったかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
恭子の転落っぷりが凄まじく、あれよあれよという間にすごいことに…。 しかし応援するような気持ちで読んだ。 九野さんよ、どうか恭子を追い詰めないでくれ…! しかしやはり九野さんは有能だった。 恭子、これから新しい人生を生き直すんだろうか。 旦那さんを庇わずに悲劇の奥様で同情を買えば良かったのにね…と思ったけどきっとプライドが許さなかったんだろうな。針のむしろで生きていくのは。 何としても逃げて生き延びてやる!というエネルギーに圧倒された。 義母さんのことは途中からうっすら、もしや?と思っていたがやはりだった。 心のオアシスだったのに哀しい。 人生ってままならない。
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