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ありがとね「ハイジだより」10年の記録
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ありがとね「ハイジだより」10年の記録

ゆうこ(著者)

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ありがとね「ハイジだより」10年の記録

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 結エディット/JRC
発売年月日 2021/03/01
JAN 9784901574174

ありがとね「ハイジだより」10年の記録

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2021/05/11

子育てって、その時期が済んでしまうと懐かしい思い出になる。 ところが、真っ最中の親は必死だ。そして、孤独だ。 孤独の状況に追い込まれ、どうしたらいいか分からず、手探りで情報を求めると「こうすべし」という脅迫神経症的な答えが返ってくる。 そこで、自分の子は、周りと違うというパニック...

子育てって、その時期が済んでしまうと懐かしい思い出になる。 ところが、真っ最中の親は必死だ。そして、孤独だ。 孤独の状況に追い込まれ、どうしたらいいか分からず、手探りで情報を求めると「こうすべし」という脅迫神経症的な答えが返ってくる。 そこで、自分の子は、周りと違うというパニックに似た状況が起きる。 それでますます脅迫神経症が伝染するし、新型コロナウイルスの状況下、事態は悪化しているのではないか。 これが、ここ20年ばかりの間の子供と親をとりまく子育て環境の大きな流れではないか? 子供が本来の子供であることを大切に、 「こうすべし」でなく、 「こうしたいのね」という声を聞き、やらせる。 そこで躓いたときに、そっと手を差し伸べる。 そんな子供に寄り添う保育園を2005年に始めた著者、ゆうこ。 そんな成功も失敗もある子供主体の保育の10年の記録が本書。 その試みは今も続いていて、時代がますます生きづらくなかで、相対的に輝きをましている。 なんか生きづらいな、と感じることに違和感を抱いている人にぜひ読んで欲しい。

Posted by ブクログ