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この春、とうに死んでるあなたを探して 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/03/09 |
JAN | 9784167916572 |
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この春、とうに死んでるあなたを探して
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この春、とうに死んでるあなたを探して
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商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
話のテンポが良くすぐあっという間に読み終わっちゃってました。 矢口たちが先生の死の謎を解いてる間にいろんなことを推理させてもらうのも楽しかったし、元奥さんの意外な展開には声に出して え!?とついつい言っちゃいました。 尊い関係が40手前のおじさんたちで繰り広げられてるこのお話の中が楽しかったです。
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中学生時代を過ごした町に戻ってきた矢口 38歳、仕事を辞めた元税理士 妻とは離婚済み 両親は離婚して、それぞれの家庭を持つ なかなかの孤独っぷり 彼を迎えた元同級生たちは、歓迎ムード 何人かの、とうに死んでるあなた そのうちの一人、中学の時の女性担任の過去の事故死に疑問を持つ...
中学生時代を過ごした町に戻ってきた矢口 38歳、仕事を辞めた元税理士 妻とは離婚済み 両親は離婚して、それぞれの家庭を持つ なかなかの孤独っぷり 彼を迎えた元同級生たちは、歓迎ムード 何人かの、とうに死んでるあなた そのうちの一人、中学の時の女性担任の過去の事故死に疑問を持つ それぞれ身近な人の死を経験した大人になった少年たちが、真実を探し始める 中学生の時の忘れ物を探しに行くような あからさまでない優しさが良いところ
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矢口弼38歳、元税理士。離婚を経験して仕事にも疲れた矢口は、中学時代を過ごした雨森町にひとりきりで戻る。新しい住まいは、かつての同級生・小日向の営む喫茶店「レインフォレスト」の上階。外見は変わっても中身は子どものままに騒々しい小日向に矢口は面食らいながらも、少しずつ雨森町になじん...
矢口弼38歳、元税理士。離婚を経験して仕事にも疲れた矢口は、中学時代を過ごした雨森町にひとりきりで戻る。新しい住まいは、かつての同級生・小日向の営む喫茶店「レインフォレスト」の上階。外見は変わっても中身は子どものままに騒々しい小日向に矢口は面食らいながらも、少しずつ雨森町になじんでいく。そんなふたりにもたらされる恩師の死をめぐる謎。先生の死は事故なのか?あるいは、生徒からのいじめを苦にした自殺?23年前の真実を求めて、矢口と小日向は元クラスメイトを訪ねるが―。失くしたものも、ふたりでなら見つけられる。喪失を抱えた者たちの人生を全力で肯定する物語。 この作品は2018年に筑摩書房より出版された単行本を文藝春秋が文庫化したものです〜♪ 最近読んでなかったことに気づきました(゚-゚*;) 矢口の一人称でちょっとミステリーっぽいんですが、あと2人の同級生(坊主と医者)を含む4人が先生の真実に近づいていくんです。 4人のキャラはバッチリ♪38歳の4人の会話はとてもオッサンとは思えない笑 とはいえ内容はシリアス。死、自殺…この重い内容が程よく緩和されてて…さすが榎田さん! 文庫化による書き下ろしは3年後のコロナ禍でのお話です♪これがまた面白かった! 榎田ユウリ名義作品はBLではないので是非オススメしたい作品です♪
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