応仁・文明の乱と明応の政変 列島の戦国史2

大薮海(著者)

• 販売会社／発売会社: 吉川弘文館
• 発売年月日: 2021/03/01
• JAN: 9784642068499

商品レビュー

2024/09/11

ややこしい応仁の乱も丁寧に読むと、誰と誰がどうしてこうしてと頭の中に残る。が、それでもやはりややこしい。
やはり、足利義政だよな。彼の失策が目立っている。
京周辺だけでなく、東海・北陸・山陽・山陰・四国・九州で、乱や政変の影響が出ていたのか？一カ国ずつ書かれている。守護代や郡代も巻き込み、各地で荒れに荒れていて、その中には後の戦国大名の名もちらほら。

2024/04/12

戦国時代のはじまりといわれる応仁の乱について、その前後関係を含めて最新の研究に基づいて記述した本です。
この本を読めば応仁の乱、そして戦国時代が急に変化したものではなく色々な段階を経て必然的に起きたものだと理解できると思います。

【こんな人におすすめ】
応仁の乱や戦国時代の経緯を詳しく知りたい人

2023/10/28

15世紀後半の西日本を舞台に、2つの争乱を経て室町幕府が衰勢に向かい乱世を迎える過程を追う一冊。地方における乱の展開にも詳しく、管領家の内部対立と合わせ、戦乱の長期化が極めて複雑な要因による事がよく分かる。