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チョンキンマンション 世界の真ん中にあるゲットーの人類学
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チョンキンマンション 世界の真ん中にあるゲットーの人類学

ゴードン・マシューズ(著者), 宮川陽子(訳者)

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チョンキンマンション 世界の真ん中にあるゲットーの人類学

3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2021/02/22
JAN 9784791773541

チョンキンマンション

¥3,080

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2025/08/27
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香港九龍に建つ竣工60年超のビル。南アジア商人、アフリカ実業家、インド臨時雇いや世界中の貧乏旅行者が集まる様子を取材調査、克明に記録。中国製品をアフリカ等へ運ぶインターフェイスの役割も一帯一路政策が進むと直取引に取って代わられ普通のビルになってしまうかも。

Posted by ブクログ

2021/05/23

ゲットーという言葉自体に馴染みがなかったが、読み進めるうち、著者の言いたいことは何となくわかったような気がする。香港という、世界の中でも特異な位置を占める国の、日本で言えば銀座の真ん中のような一等地に建つチョンキンマンション。そこは地元民からは忌避されるものの、南アジアやアフリカ...

ゲットーという言葉自体に馴染みがなかったが、読み進めるうち、著者の言いたいことは何となくわかったような気がする。香港という、世界の中でも特異な位置を占める国の、日本で言えば銀座の真ん中のような一等地に建つチョンキンマンション。そこは地元民からは忌避されるものの、南アジアやアフリカからの旅行者や移民にとってはなくてはならない必要な場所だった。不法労働だからとかなり安い賃金で働かされるも自国の通貨では大金であり、チョンキンマンションでは最底辺の労働者が時刻ではエリートであり一族の出世頭である場合も珍しくない。しかし、チョンキンマンションは特異な存在ではなく、世界各地で今現在起こっていることの文字通り縮図なのだ。著者は実際にチョンキンマンションで時間を過ごし、彼らの物語を記録していく。 このような、外国人の坩堝のようなマンションが一等地に建っているということがなかなか想像ができず、もし、日本に同じような場所があったら、面白がって見に行ってしまうかもしれない。地元民は忌避しつつも容認している香港の懐の広さを感じずにはいられない。 国は国境を定めて、そこに種々の規制を設ける。関税や査証や諸々。けれど人は国単位で生きているわけではなく、時には易々とその垣根を越えていく。国や国境は結局それが必要な人にとって、必要なシステムなのであって、必要ではない人にとっては何の意味もないのかもしれない。新しい世界を知ってしまったら、知らない時点には戻れない。それがいいことなのか悪いことなのかに関わらず、その流れは止められない。その世界の流れの縮図であるところのチョンキンマンションを定点として観察した本書は、ずっとずっと未来で重宝される記録になるような気がする。

Posted by ブクログ

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