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クリストファー・ノーラン 文藝別冊
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2021/02/16 |
| JAN | 9784309980287 |
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クリストファー・ノーラン
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クリストファー・ノーラン
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《目次》 <作品解題 謎解きノーラン> ◇『TENET テネット』(2020) ・ 大寺愼輔(映画批評家) 映画的価値の第四フェーズ――『TENET テネット』を映画として如何に評価するか ・ 遠藤京子(ライター) 地獄はTENETの不在 ・ 松崎健夫(映画評論家)月を見て指を見...
《目次》 <作品解題 謎解きノーラン> ◇『TENET テネット』(2020) ・ 大寺愼輔(映画批評家) 映画的価値の第四フェーズ――『TENET テネット』を映画として如何に評価するか ・ 遠藤京子(ライター) 地獄はTENETの不在 ・ 松崎健夫(映画評論家)月を見て指を見ないクリストファー・ノーランの映画史観 ◇『ダンケルク』(2017) ・ 森直人(映画評論家)ハイコンセプトな「映画の時間」 ◇『インターステラー』(2014) ・ 添野知生(映画評論家)人類の滅亡より娘の成長に恐怖する父 ◇『ダークナイト ライジング』(2012) ・ 門間雄介(ライター)這いあがることを学ぶため ◇『インセプション』(2010) ・ 小野寺系(映画批評家) ◇『ダークナイト』(2008) ・ 村山章(映画ライター)シカゴのモダニズム建築がもたらした現実主義 ◇『プレステージ』(2006) ・ 長谷川町蔵 映画と原作を比べてわかるノーラン兄弟の鮮やかな手口 ◇『バットマン ビギンズ』(2005) ・ 杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)ノーランが作り上げた”バットマンのみがヒーロー”という世界 ◇『インソムニア』(2002) ・ SYO(映画ライター)ミニマムな人数でマキシマムな物語を作る ◇『メメント』(2000) ・ 渡邉大輔(批評家/映画史研究者) 記憶喪失と中動態的サスペンス ◇『フォロウィング』(1998) ・ 照沼健太(編集者/ライター/写真家)コッブとは何者なのか <論考 ノーランから学ぶ> ◇ノーランの要素 ・ 大久保清朗(映画評論家)夢の索引、あるいはクリストファー・ノーランの映画的時間 ――『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』を中心に ・ 町山智浩(映画評論家)ノーランの図書館、迷宮のボルヘス ・ 入江哲朗(アメリカ思想史研究者/映画批評家)クリストファー・ノーランとジェームズ・ボンド――ノーラン作品における007シリーズへのオマージュを読み解く ◇ノーランの影響 ・ 宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)クリストファー・ノーランとワーナー・ブラザーズ――21世紀ハリウッドの光と暗闇 ・ 戸田信子(映画音楽作曲家/音楽監督)映画音響でノーランが見出そうとしている映画の未来 ・ 種田陽平(美術監督)大スクリーンの中の重力と浮遊感 ・ 葦見川和哉(映画・映画音楽ライター)ノーランが仕掛ける”音楽”のマジック ――ノーラン作品と映画音楽の関係性 ◇ノーランの哲学と科学 ・ 山崎詩郎(物理学者)物理学で楽しむ『TENET テネット』の時間 ・ 斎藤環(精神科医・批評家)トラウマ・時間・エントロピー ・ 田崎英明(クィア・政治理論)バットマンの暴力批判論? ・ 大口孝之(映像ジャーナリスト)クリストファー・ノーランのこだわり――技術面から見たノーランの特徴 ◇インタビュー ・ 佐藤信介(映画監督)映画監督から見たノーラン・マジックのタネ
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映画評論家達による、 クリストファー・ノーラン監督作品の評論本。 映画の撮影手法、物理学、各映画に共通する「時間」など、 様々な切り口で、ノーラン作品の魅力や謎を紐解く内容です。 私にとってノーランの作品は、 映像というよりもアトラクションに近いものなのかもしれません。 時間が...
映画評論家達による、 クリストファー・ノーラン監督作品の評論本。 映画の撮影手法、物理学、各映画に共通する「時間」など、 様々な切り口で、ノーラン作品の魅力や謎を紐解く内容です。 私にとってノーランの作品は、 映像というよりもアトラクションに近いものなのかもしれません。 時間が逆行したり、世界が何階層にも重なっていたり、 複数の次元が一つの映像に表現されていたりと、 その独特の世界観を理解するのに精一杯で、 毎度ストーリーの骨格やオチを掴むのに一苦労するのですが、 なんといっても、映画館で観た時に味わえる非日常感は、格別。 映画館で彼の世界観にどっぷり引き込まれ、 身体がふわふわと浮遊感に満ち、現実と非現実の区別が曖昧になる、 といった感覚でしょうか。 どんなに難しくて一度で理解出来ない内容でも、映画館に足を運んでしまう。 なんでノーランの作品はこんなに「面白い」と感じるんだろう? この本は、そんな疑問に「だからノーランの作品は面白いんだ」と 教えてくれます。 物理学や政治学といったアカデミックな観点、 IMAXを代表としたノーラン拘りの撮影手法、 観る人の感情を動かす映画音響、リアルを徹底した映像技術など、 どの映画評論家も語るテーマを絞りきれていないのでは?と思うほど 切り口が沢山あるので、ノーランのファンなら楽しく読めると思います。 ただ、本書で少し触れられているように、 映像作りにおけるCG技術の発展や 自宅で映像を楽しむことが当たり前となったことの影響か、 映画業界の予算もミニマム化している点は、 今後映画を楽しむ側にとっても問題になってくると感じます。 ノーランのような、 映画館で観る映画を大前提とした作品作りをする監督がいる限り、 「映画館で映画を観る」という文化が続いて欲しいな、と切に願うばかりです。 ただノーランの作品を評論するだけでなく、 現代の映画作りにおいても警鐘を鳴らしてくれている点で、 非常に面白い本でした。
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【ノーランという映画作家の面白さは、誰も観たことがないような壮大なギミックやスペクタクルで観客を驚かせながら、常に古典的な甘いメロドラマを描こうとしていることだと思っている。その試みが成功しているかどうかは新作ごとに観る側が判断するとして、ノーランは、時に相反するこの両輪にこだわ...
【ノーランという映画作家の面白さは、誰も観たことがないような壮大なギミックやスペクタクルで観客を驚かせながら、常に古典的な甘いメロドラマを描こうとしていることだと思っている。その試みが成功しているかどうかは新作ごとに観る側が判断するとして、ノーランは、時に相反するこの両輪にこだわり続けている監督なのである】(文中より引用) 現代映画界の巨匠、クリストファー・ノーラン監督。その作品群をたどりながら、その創作哲学や技法、そして音響やフィルムへのこだわりにいたるまでを、数々の論者が語り尽くした一冊です。 ノーラン監督の作品を捉える視点を一段階深めてくれること間違いなし。「どうしてノーラン監督の作品はノーラン監督らしいのか」という問いに多くの回答を与えてくれる作品でした。 過去作でもふっと観たくなるんだよなぁ☆5つ
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