柚木沙弥郎のことば

柚木沙弥郎(著者), 熱田千鶴(著者), 木寺紀雄(写真家)

• 販売会社／発売会社: グラフィック社
• 発売年月日: 2021/02/08
• JAN: 9784766134612

商品レビュー

2024/08/25

柚木さんの作品好きで、気になってた。
86歳でパリの初の個展を開いた柚木さん。
人生を楽しんでいる感じが、本から伝わってきた。

「ものを選ぶとういことは、自分に自信をもつこと」
「すべては直感。好きなものに理屈はいらない」

2023/02/25

98歳の今も第一線を走り続ける染色家の柚木沙弥郎さん。その唯一無二の作品と素敵なお人柄に心を掴まれる。柔らかくてユーモラス。仕事も暮らしもおもしろくなきゃ意味がない。物心ついたのは80歳。こういう考えかたができる人間になりたい。こんな風に歳を重ねたい。

2022/09/30

柚木さんを知ったのはIdeeのお店か
オンラインショップで目にしたのが
最初だった。
ビビットな色遣い、それでいてどこか
懐かしい雰囲気。
どんな方が創られているのか調べたら、
多分その時は90歳すぎになられていた。
もう少し年齢が若い方なのかなと勝手に
わたしは想像していた。

歳を重ねられてなお作品を出されていて、
しかもお洒落な色遣いや、
新しさを感じるのに、でもなんだか
心にフィットする、不思議な感じ。

柚木さんの展覧会に行ってみたいと
思いながら
まだ行けてはいないのだけど、
先にこの本と出会うことができました。

1922年生まれの柚木さんが世情に
のみこまれることなく、
生きてこられたか。
語られる言葉が本のなかに
散りばめられている。
最後にこの本のもうひとりのご著者である
熱田千鶴さんとの対談に書いてある言葉が
とくにキュンときた。

いいたいけど、
そこはネタバレになっちゃうから、
ぜひ本の中で。

収められているスケッチ…
ワクワク楽しんでスケッチされている姿を
これまた勝手に想像してしまうのです。