商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2021/01/30 |
| JAN | 9784560097991 |
- 書籍
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中国・アメリカ 謎SF
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中国・アメリカ 謎SF
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商品レビュー
3.7
20件のお客様レビュー
あまり知られていない中国とアメリカの若手作家のSF作品を集めたもの。ほとんどがバッドエンドなので、科学が加速度的に発展する怖さを皆感じているのだろうな。
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日本で紹介されていない中国、アメリカマイナー作家のSFアンソロジー短編集 全7篇 1「マーおばさん」著 shakespace コンピューターエンジニアの主人公が自立した知性を持つ試作機と対話をする内に知性とはどこから来るものなのか考え出すようになる 何が凄いってこれが書かれ...
日本で紹介されていない中国、アメリカマイナー作家のSFアンソロジー短編集 全7篇 1「マーおばさん」著 shakespace コンピューターエンジニアの主人公が自立した知性を持つ試作機と対話をする内に知性とはどこから来るものなのか考え出すようになる 何が凄いってこれが書かれたのが2002年、AIどころか初代iPhoneすら生まれてもいない時代に人工知能、個性の概念をめちゃくちゃわかりやすい物語に仕立て上げていること。現代ですら(むしろ今こそか)難しいことを中学生でも読めるような噛み砕いた物語として完成させている事に衝撃。実際中国の大学で使われているとのことなので、なるほどです 良作 2「曖昧機械−試験問題」著 ヴァンダナ・シン 自身と他者の境界、人間と機械の間の関係について何が言えるか 受験者は3つの記述から検討し、それを実行できるのか ほぼテッド・チャンの匂い。と思ったら巻末の対談でも中国のテッド・チャンと呼ばれていると触れられていた。ただこの先に現実からの未来はあるのだろうかと疑問もあるが、とにかく終わり方は痺れる 3「焼肉プラネット」著 リャン・チン・サン 走行中に宇宙船が不時着。宇宙船は大破し帰還は絶望的。幸い宇宙服が丈夫なため移動こそ出来るが、腹が減った。まさかの不時着からの餓死かと思われた時、目の前を焼けた豚肉が泳いでいた クレヨンしんちゃんの焼肉ロード、ドラえもんのアニマルプラネットを足したようなコミカルさ 明るい主人公像は火星の人を彷彿させる。最近少なくなってきたギャグSF 4「深海巨大症」著 ブリジェット・チャオ・クラーキン シーマンクを探すため潜水艦でただ降下していく 主人公の浅さと深海の深さが読みどころなのだろうけれど、この本で1番ダメだった 著者の作品はこれのみ世に出ているとのこと。納得 希望を微塵も見せない終わり方は曖昧機械と違い印象に残る 5「改良人類」著 ワン ヌオヌオ 病気の特効薬が完成するまで眠っていた主人公が起きたのは600年後だった 未来を技術により明るい物であって欲しいと思って描かれているのはこれだけでないだろうか。それを中国の、女性作家が書かれていることに胸を打たれた ある意味中国に住む方の見えにくい現状批判な気もするが。ところでこの著者、随分と容姿がプリティなのだが(だから何だ) 6「降下物」著 マデリン・キアリン 500年後、人口は激減していた 前項の改良人類とは真逆の未来像と選択の物語 500年後なのにそこで行われる会話も行動も現代劇のよう。それでもこの結末には今こそ胸に来るものがある。現実が小説を追いかけるのは技術だけでいい、そう願う。北斗の拳の匂いもする 7「猫が夜中に集まる理由」著 ワン ヌオヌオ オマケのオシャレな猫物語 この編者たち絶対ヌオヌオ萌えだと思う 漂うライトノベル臭さは日本語変換に合っている作家だとプラスに考えて読む 「謎」SFというほど奇想はなかったけれど知らない作家の自由を覗けてそれはそれで面白かった アンソロジーの企画としては100点満点
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まだ読み始めたばかりだけどマーおばさんがよすぎる。人間は環境次第なんじゃないかという疑念がより深くなった。この原作者の他の作品を読んでみたい。
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