商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/01/27 |
JAN | 9784163913216 |
- 書籍
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料理なんて愛なんて
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料理なんて愛なんて
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商品レビュー
2.9
31件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
料理を中心として、さまざまな恋愛が展開されていく新しいスタイルであった。 私はどちらかと言えば料理が好きではない部類なので、主人公に共感する。 「作るのは時間かかるのに、食べるのはあっという間」本当にそうである。献立考えて材料調達するところから面倒だし、下手したら使いきれないので難易度が高い。 また、坂間くんが「人間の3大欲求の中で性欲や睡眠欲はせいぜい彼女にしか見られないのに、なぜ食事は見られなきゃいけないのかわからない」みたいなことを言っていて、そう考える人もいるのかと勉強になった。世の中には会食恐怖症の方がいると聞いたことがあるが、このような気持ちなのだろうか。 料理についての考えは共感できるが、登場人物たちの恋愛観については一つも共感できなかった。個人的には、主人公には東当さんがいいと思うのだが、当の本人は振られたクズ男を引きずっている所がなんとも言えない。東当さんが可哀想である。主人公が付き合わないなら私が付き合いたいくらいである。 料理を自分が作りたいから作るってパッと作ってくれる人なんて素敵すぎるじゃないか。 紗代さんが超えられない、料理好きじゃないから無理という理由で振り、浮気性でもある彼の方になぜ行ってしまうのか。 まぁ恋愛なんて他人から見たらやめた方がいいのでは…と思う人でも当人は好きになっちゃったからいくって感じになるんだろうな… 紗代さんも浮気性、マザコンのクズ男と結婚してたし。
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「料理は愛情」という言葉に囚われて、料理が嫌いな自分は正しくない、好きにならねばともがく主人公。 私も料理は好きじゃない。 子ども達への愛情はあるけれど、だから作ってあげたいにはならない。 それはもうどうしようもないことで… 好きになりたいのに好きになれなかったり、好きじゃなく...
「料理は愛情」という言葉に囚われて、料理が嫌いな自分は正しくない、好きにならねばともがく主人公。 私も料理は好きじゃない。 子ども達への愛情はあるけれど、だから作ってあげたいにはならない。 それはもうどうしようもないことで… 好きになりたいのに好きになれなかったり、好きじゃなくなりたいのにどうしても好きだったり… 人生ままならないことばかり。 主人公がどんな境地に落ち着いたかは、是非読んでみてほしい。
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主人公と同じく料理が苦手なので共感するところが多くページを捲るのが楽しかった。 料理が出来ないのがコンプレックスで、どうにかしなきゃと思ってるけど中々どうにもならない。根本的に向いてないのがわかるから気持ちだけ焦る。 料理ができる人と結婚すればいいのかもしれないけど、それはそれ...
主人公と同じく料理が苦手なので共感するところが多くページを捲るのが楽しかった。 料理が出来ないのがコンプレックスで、どうにかしなきゃと思ってるけど中々どうにもならない。根本的に向いてないのがわかるから気持ちだけ焦る。 料理ができる人と結婚すればいいのかもしれないけど、それはそれで罪悪感みたいなのが湧いてくるから自分が面倒なやつだってのを突きつけられてこれまた居た堪れない。すごく気持ちがわかった。 恋愛面で共感することはないけど、料理が苦手な人にはおすすめかも。
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