商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2021/01/18 |
JAN | 9784120053795 |
- 書籍
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花は散っても
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花は散っても
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商品レビュー
3.5
23件のお客様レビュー
現代を生きる美佐と昭和初期を生きる祖母咲子、義姉の龍子を行き来して語られる物語。 坂井希久子さんらしからぬ?女性の愛憎を描いた作品、龍子さんへの憧憬の描写がやや共感しにくい部分も。
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ドラマティック。 一本の映画を観終えた様な読後感。 この物語の主人公・美佐は谷中で着物のネットショップを切り盛りしている。 ある日、実家の蔵で、簞笥に仕舞われた銘仙、謎の写真、三冊のノートを見つける。 今は亡き祖母の咲子がしたためた手記から家族の歴史と秘密が紐解かれて行く。 ...
ドラマティック。 一本の映画を観終えた様な読後感。 この物語の主人公・美佐は谷中で着物のネットショップを切り盛りしている。 ある日、実家の蔵で、簞笥に仕舞われた銘仙、謎の写真、三冊のノートを見つける。 今は亡き祖母の咲子がしたためた手記から家族の歴史と秘密が紐解かれて行く。 祖母の咲子と、咲子が崇拝する龍子。 11歳で知り合い、戦禍を共に生き抜き、互いに一番大切な存在だと認め合いながらも、運命のいたずらで引き離されて行く二人がもどかしい。 様々な想いが交差するも、二人が辿った過去から現在に繋がる生き様に胸が熱くなった。
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美佐が見つけた祖母咲子の手記。 現在の美佐と戦前から戦後にいたるまでの咲子の手記を交互に進んでいく。 咲子の手記の読み応えがなかなか。 坂井希久子さんは、着物がすきなんだなぁ。
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