商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | マイクロマガジン社 |
発売年月日 | 2021/01/30 |
JAN | 9784867161067 |
- 書籍
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乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(07)
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乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(07)
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共和国編は随分と濃密だった!そう思わせる程に多くの思惑が入り乱れ事態が錯綜する模様は非常に楽しめる内容だったよ 終盤部分でリオンとマリエが思い悩むように今回の共和国編の騒動の引き金の一つになったのはリオン達の存在。自分達が一因であるなら関わらずには居られないが、関わったとしても...
共和国編は随分と濃密だった!そう思わせる程に多くの思惑が入り乱れ事態が錯綜する模様は非常に楽しめる内容だったよ 終盤部分でリオンとマリエが思い悩むように今回の共和国編の騒動の引き金の一つになったのはリオン達の存在。自分達が一因であるなら関わらずには居られないが、関わったとしても部外者である以上ハッピーエンドは元から手に出来るものではなかった そういった意味ではルクシオンが言うようにベターな展開を手に出来ただけでも良い結果だったと言えるのかも知れない そしてもっと広い視点で見ればこの共和国編はベストやハッピーエンドではなくベターを目指すことで幸せを手に出たかも知れない登場人物が多かったように思う しっかりした母を求めすぎたカイルも、家族の愛を求めすぎたセルジュも、主人公としての立ち回りを求めたレリアも、そしてあのイデアルも…… 誰もがベストの結果ではなくベターな何かで満足していればもう少し事態は違ったのではないかと思ってしまう まあ、その状態をベストを望むリオンが全てぶっ壊すか解決してしまうというのは何とも言えないのだけど(笑) リオンとルクシオンの不仲についてはいつもの事だからあまり心配していなかったのだけど、まさか出逢った当初からイデアルを警戒していたとは思わなかったよ。ルクシオンに並び立つ存在だから無警戒も可怪しいっちゃ可怪しいのだけど そしてこの共和国編でも読者を驚かせる結果となった共和国の裏事情 表向きは一般的な乙女ゲームとして有りそうな設定だけど、深堀りして裏を探っていけば生々しい現実的な事情が見えてくる。 レスピナス家に何らかの問題が有ったとは仄めかされていたけど、まさか共和国を危機に陥れるほどの悪行を裏でしていたとは これはゲームの知識に頼ってそれ以上を知ろうとしていなかったレリアにとって青天の霹靂の事態。対して双子の姉であるノエルは察していたという辺り、二人の見ている物の違いが如実に現れていたね 裏を知ろうとせず、そしてベストを求めすぎた戦闘と破壊の結果、幸福を手に出来た者はどれだけ居るのだろうとセルジュやレリアの顛末を見るに思ってしまう…… そういや、新たな舞台に移る度にその場所における主人公と悪役令嬢がリオンと結ばれるのかと勝手に想像していたのだけど、別にそういう訳でもないのか。一応ルイーゼとはフラグが立ったようだけど 本当に厄介な立場になってしまったリオン。彼を傍で支える信頼できる人物は少しでも多いほうが良いのだろうけど、ノエルは彼との関係をどのようなものにしていくのかな?
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