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旗振り山と航空灯台
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旗振り山と航空灯台

柴田昭彦(著者)

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旗振り山と航空灯台

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナカニシヤ出版
発売年月日 2021/01/31
JAN 9784779515262

旗振り山と航空灯台

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商品レビュー

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2021/11/26

九州の方に「峠の灯台」というような名前(だったかな?)というブックカフェかギャラリーがあるといフライヤーを見て「山に灯台?」と思って調べてみたところ、ちょっと目的とは違うが面白い本があったので思わず手に取った。 「旗振り通信」というのは、本書によれば江戸時代中期に堂島の米相場を...

九州の方に「峠の灯台」というような名前(だったかな?)というブックカフェかギャラリーがあるといフライヤーを見て「山に灯台?」と思って調べてみたところ、ちょっと目的とは違うが面白い本があったので思わず手に取った。 「旗振り通信」というのは、本書によれば江戸時代中期に堂島の米相場を知らせる手旗信号(夜間は松明や燈火)を山頂や高台など見晴らしの良い場所にやぐらを立てて遠方に迅速に伝達した仕組みのことらしい。 生駒山の暗峠にもあったとか。また、発祥は大和国平群郡であるといった説明もあった。 また、始まった当初は禁止されていたが幕末に外国使節の神戸港到着を知らせた功績から黙認されるようになり、明治時代には公然と行われるようになったとのことだった。 知らなかったなあ。 ちなみに航空灯台は夜間定期飛行が始まった昭和の初めごろに整備されていったものらしい。現在は跡地となっている。 こっちも知らなかった。 本書はちょっと中級以上向けのハイキングコースとして各地の旗振り山や航空灯台跡をめぐるガイドブックとなっている。 著者が実際に歩いた経験をもとに丁寧な解説が写真入りで紹介されている。

Posted by ブクログ