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珈琲屋の人々 どん底の女神 双葉文庫
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珈琲屋の人々 どん底の女神 双葉文庫

池永陽(著者)

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珈琲屋の人々 どん底の女神 双葉文庫

759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2021/01/14
JAN 9784575524390

珈琲屋の人々 どん底の女神

¥759

商品レビュー

3.7

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2024/07/14

悩みの持つ者達が、自分の居場所が不安定で、落ち着けるそんな場所が、「珈琲屋」。 店の主人は、立ち退きに、違法な手を使った者を誤って殺害したという設定で、描かれている。 7つの話からなる。 ここの店に立ち寄る人達が、友人や家族のように寄り添い、心に陰を落としている者の背中を 押し...

悩みの持つ者達が、自分の居場所が不安定で、落ち着けるそんな場所が、「珈琲屋」。 店の主人は、立ち退きに、違法な手を使った者を誤って殺害したという設定で、描かれている。 7つの話からなる。 ここの店に立ち寄る人達が、友人や家族のように寄り添い、心に陰を落としている者の背中を 押している。 最初から、元ホテルマンで、リストラに遭い、妻と離婚で、無気力状態で、社会から転落してしまった男と、死にかけた犬との登場である。 極貧生活なのに、至福の時間をこの珈琲屋のコーヒーで、寛ぐ。 お恵みさえ拒否で、自分の信念で、浮浪生活をしている。 これが、正しいのかどうかわからないけど…… イジメ、躁鬱障害、ニートの青年、旦那様の浮気?に悩む妻、半グレに付きまとわれる受験生。 登場人物が、この珈琲屋の店長以上に、足搔き、苦しみ、もがいているのだけと、読んでいて、そんな自分の立場で、この店長の殺人者を頼りながらも、最初に訪れる時は、自分は、殺人者よりマシな立場にいるという受け入れ方をしたいがためにコーヒーを飲みに来ている。 店長自身ももがいているのだけど、何故か、殺人者であるということ,大ぴらに宣伝しているようにも聞こえる。 最後の半グレの男に騙された受験生、大麻栽培までしていたら、警察に通報するのが、当然であろう。 自分から通報する!ということで、納得したけど、…… 最後になって、川に流された犬のイルが、3カ月行方不明の後、戻って来た事で、暗い雰囲気が、明るくなって、話が終わる。

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2024/07/01

行介は冬子の気持ちが痛いほどわかる。罪を犯した行介は冬子の心の思いに答えることができず、いつかは氷が溶けるように成ると良い。そして行介のいった「何かを得ると言う事は、何かを失う。逆に何かを失うと言う事は何かを得ること」と言った言葉が自分の心にいつまでも残って居る、島木と冬子は亮介...

行介は冬子の気持ちが痛いほどわかる。罪を犯した行介は冬子の心の思いに答えることができず、いつかは氷が溶けるように成ると良い。そして行介のいった「何かを得ると言う事は、何かを失う。逆に何かを失うと言う事は何かを得ること」と言った言葉が自分の心にいつまでも残って居る、島木と冬子は亮介にとって大切な2人である、友たくさんいらない。少なくてもいいから、心から話し合え信頼する友は居た方がいい。

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2024/03/10

人殺しの男が営業する珈琲屋での店主、行介と幼なじみの冬子と島木を中心に展開する連絡短編。 先の4作同様ストーリーにいつもの筋書きである、行き詰まった人が人を殺した男がの店に興味を示して来店する、「あついですから」と差し出す旨い珈琲、そして店主に事情を明かす流れが自分にはとても心地...

人殺しの男が営業する珈琲屋での店主、行介と幼なじみの冬子と島木を中心に展開する連絡短編。 先の4作同様ストーリーにいつもの筋書きである、行き詰まった人が人を殺した男がの店に興味を示して来店する、「あついですから」と差し出す旨い珈琲、そして店主に事情を明かす流れが自分にはとても心地よい。その先は読者に想像させる結末があるのもかえって印象的でアリだと思う。長く続いてほしいシリーズの一つです。

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