商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/12/15 |
JAN | 9784065215555 |
- 書籍
- 文庫
件 もの言う牛
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件 もの言う牛
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商品レビュー
2.7
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
件+牛鬼か…民俗学からひっぱってきた偽史小説好きなので面白かった。 牛を肉食にする必要あったのかなと思ったけど、鬼にしたかったのならそうか……一言主が鬼みたいになってるのは良いのかなぁ? 終始計画性があまり無い登場人物たちが好きになれず、特に礼子にイライラしっぱなしでした。ジャーナリズム、と言いつつだいたいけしかけるだけ。終盤の展開でようやく溜飲が下がりました。 教授ふたりとかアメリカ人の活動家兄弟は死ぬ必要ありませんでした。教授良い人だったのに…酷い巻き込まれだ。 ラストの牛鬼件スタンピードはハチャメチャB級映画みたいで面白かった。件なので、予言撒き散らしながら暴走しているのが良いです。 思い返すと、序盤に大輔や村口さんが目撃した件は白黒なので乳牛、だけど絵里ちゃんちの牧場で飼育してたのは肉牛。 同じ牧場で2つの系統の畜産しないと思うから、他に作ってた牧場あったの?あ、でも祀りに子牛連れてきてた人いたからそりゃあるか。 その人たちの牧場の件が、東京に行き、半島の北にも行き、と。なるほどねぇ
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う〜ん…… この作者さんの持ち味と言ってしまえばいいのかもだが、 後半〜終盤にかけて、ええいもう何でもいいや、みたいに展開も演出も登場人物の動きや発言も、何もかもが軽くてふざけている。 突飛とか自由とかともこれは違うきがする。 もっと本質的に低俗な、作者自身が本作を書くこと自体...
う〜ん…… この作者さんの持ち味と言ってしまえばいいのかもだが、 後半〜終盤にかけて、ええいもう何でもいいや、みたいに展開も演出も登場人物の動きや発言も、何もかもが軽くてふざけている。 突飛とか自由とかともこれは違うきがする。 もっと本質的に低俗な、作者自身が本作を書くこと自体に飽きてしまったような印象を受けてしまう。
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久々の田中啓文。 絶妙に気持ち悪く、オカルト心をくすぐられる。 これぞ!と言った感じで、とても満足。 有り得ない話なのだけれど もしかしたら…と色んな想像をしてしまう、そんな作品。
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