商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2020/12/10 |
JAN | 9784140162781 |
- 書籍
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あの人と短歌
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あの人と短歌
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「あの人と短歌」 (NHK出版) 著者 穂村弘 【「NHK短歌」テキストの人気連載「穂村弘、対して談じる。」でお出迎えした16名の短歌好きとの対談をらまとめた待望の対談集。】 図書館でお借りしました。いきなり北村薫さんと穂村さんの対談、嬉しい。内容も興味深く、面白かったです。(...
「あの人と短歌」 (NHK出版) 著者 穂村弘 【「NHK短歌」テキストの人気連載「穂村弘、対して談じる。」でお出迎えした16名の短歌好きとの対談をらまとめた待望の対談集。】 図書館でお借りしました。いきなり北村薫さんと穂村さんの対談、嬉しい。内容も興味深く、面白かったです。(お二人の知識に全く追いつけないんが。笑)作品を読む上での指南書のような感覚で愉しい。【短歌はスパークする!】から『うた合わせ 北村薫の百人一首』について語られていて、【韻文の謎解きハンター・北村薫】さんが“足の探偵“となって謎解きをされる解説などなど、私は全然追いつけないんですけど愉しいです。笑 【「韻文が格好いい」という文化】の中で、“昔は冒頭に韻文を掲げる文化があった。“という流れで、穂村さんが、以前NHKの「本の道しるべ」(2020年放送)に出演された時に朗読された『少年忍者アニメ サスケ』のオープニングの「光あるところに影があるー」があげられていて嬉しくなりました。今はそういうのがなくなってしまった。レイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女(ひと)よ』にも触れてあります。北村さんも、“ 「韻文が格好いい」という感覚がなくなってしまった。寂しいですね。“と語られています。(とてもご紹介しきれないので、ご興味のある方は本書を手に取ってみてください。) 他にも、酒井順子さん(『徒然草REMIX』)、翻訳家の金原瑞人さん、俵万智さんや、ジャンルを超えて知花くららさんも!この本で知る方も多かったです。興味深く、愉しい時間でした〜 (追記で補足)ブックデザイナーの名久井直子(なくいなおこ)さんの回より。雪舟えまさんの『たんぽるぽる』の単行本5版までは、カバーを外して広げると円形のたんぽぽ畑みたいになる仕掛けがあるんです。私が最近購入したのは新書サイズでしたから、知りませんでした。嬉しい発見でした。
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穂村 弘さんと短歌好き16名のゲストとの対談集。 作家や翻訳家、歌手、モデル、マンガ家など様々な分野で活躍しているゲストの方々の、短歌に興味を持ったきっかけから、歌に託す想い、短歌の楽しみ方など様々な角度から語られていく。 ゲストによって話題や質問を変えながら、その人らしさを最大...
穂村 弘さんと短歌好き16名のゲストとの対談集。 作家や翻訳家、歌手、モデル、マンガ家など様々な分野で活躍しているゲストの方々の、短歌に興味を持ったきっかけから、歌に託す想い、短歌の楽しみ方など様々な角度から語られていく。 ゲストによって話題や質問を変えながら、その人らしさを最大限引き出していくところに穂村さんの懐の深さを感じた。 表現の方法がたくさんあるなかで、なぜ短歌なのか。 短歌は詩や俳句、小説とはまた違った魅力があることを教えてくれる内容だった。 三十一文字と決められた音数のなかで歌を作る。 それを制限として窮屈に感じる人もいるし楽しめる人もいる。枠があることでかえって飛躍できる人もいる。 短歌は、今日の朝ごはんのおかずが納豆だったか鮭だったかといった些細な違いによって作品が変わってしまうような微細な表現。 だから、自分の主義や信条のような変わらないことを美徳とするものは短歌には向かないのだそう。 また時代の流れとともに読まれる歌も変化している。 限られた文字数の中でいかに多くの情報を伝えられるか考えられてきた昔の歌は、読み解く力さえあれば噛み応えも達成感もあって楽しい。 情報が少なくストレートに伝わってくる現代の歌は、読者の体験や記憶などその人の中に眠っている多くの情報を引き出すことができる。 時代の流れとともに歌の味わい方も変化しているのだなぁ。 なんとなく短歌っていいなと思っていたのが、この本を読んで、やっぱり短歌っていいなと思った。 初めての短歌ならと、まことさんからお勧めいただいたうちの一冊です。とっても面白かった!教えてくださりありがとうございました。
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key word 対談集 短歌 ゲストジャンルは様々 牧水すごい 現代近代歌 短歌はすごい、エッセンスや感性・文法が凝縮されている気がする。だから深く、ゆっくりと味わいたい。好き。でも不安になる。私の一方的な感覚で読んで良いのか…。 歌集も好きだけど、対談集やエッセイ付きのも...
key word 対談集 短歌 ゲストジャンルは様々 牧水すごい 現代近代歌 短歌はすごい、エッセンスや感性・文法が凝縮されている気がする。だから深く、ゆっくりと味わいたい。好き。でも不安になる。私の一方的な感覚で読んで良いのか…。 歌集も好きだけど、対談集やエッセイ付きのものは読み人や選者の話も聞けて安心して読める。この本は安心したり、新しい一面と出会ったり、感覚・感性を擦られるいい本です。穂村さんの少し内向的で穏やかな印象が尚更素敵です。 素敵な本、ゆっくり丁寧に読みました。
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