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医療現場は地獄の戦場だった! 日本人医師がアメリカで体験したコロナ禍の緊急リポート
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医療現場は地獄の戦場だった! 日本人医師がアメリカで体験したコロナ禍の緊急リポート

大内啓(著者), 井上理津子(著者)

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医療現場は地獄の戦場だった! 日本人医師がアメリカで体験したコロナ禍の緊急リポート

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ビジネス社
発売年月日 2020/11/21
JAN 9784828422374

医療現場は地獄の戦場だった!

¥1,540

商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2022/05/12
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著者は親の仕事の都合で12歳からアメリカで育ち、マサチューセッツ州で医師として働く。コロナ対応や気管挿入の意思表示「モルスト」を冷蔵庫に貼るマサチューセッツ州の救急ルール、一人あたりのベット数は日本より少なくてもそもそも重症用ベッドしかカウントしておらず、原則としてすべての患者を断らないアメリカ医療のレベルの高さ。それでも最も心に残ったのは、著者が高校卒業も危なかったほど落ちこぼれで、日本人の友達とばかり群れて英語の授業を理解できない学生だったということ。そこから猛烈に努力し、エリートばかりのメディカルスクールに見事入学し、少数ではあるが苦境の中で努力する学生たちに出会ってさらに努力を重ねていく話だった。

Posted by ブクログ

2021/08/30

2020年12月発行の本書は、主にこの年の前半のアメリカのコロナ医療の現状を描いたものである。なので、ワクチン接種の進んだ2021年8月末現在、地獄を見ているのは日本の医療現場だとは思うがタイトルと煽り文句が凄いので一応図書館で借りて読了。 冒頭からすごい。 「研究は一切ストップ...

2020年12月発行の本書は、主にこの年の前半のアメリカのコロナ医療の現状を描いたものである。なので、ワクチン接種の進んだ2021年8月末現在、地獄を見ているのは日本の医療現場だとは思うがタイトルと煽り文句が凄いので一応図書館で借りて読了。 冒頭からすごい。 「研究は一切ストップし、100%臨床に入れ、これまでの倍、働け」 日本でどれくらいこれに匹敵することが行われているのかはわからないが、医療や病院そのものが日本とは違う仕組みで各パーツの独立性が高いアメリカならではの超トップダウンな印象を持った。日本では、仕組みとしてではなく、各個人の良心と努力によって持ちこたえているのではないかと心配になる。 とはいえ、コロナ医療の本当の最前線的な記載は3〜4分の1程度の分量で、前半はそれプラス、コロナ禍におけるターミナルケア周りの話だった。ここで面白かったのは、マサチューセッツ州ではモルスト(終末期医療に関する希望書)を冷蔵庫に貼ると定められているという話。確かに救急隊員がパッと確認するにはわかりやすい。 そして本の後半は著者本人のアメリカでの医学的プロフィールの紹介であった。私はグレイズ・アナトミーのファンなのでなかなか面白く読んだが、タイトル的には完全に詐欺である。 そしてあとがきで、自分の体験を漫画化してくれるパートナーを募集していた。うーん確かに中身は完全にアメリカ人なのね、と妙に納得しました。 というわけで、アメリカのコロナ医療事情はやはりリアルタイムにニュースやドキュメントで見た方がわかりやすいので、タイトル部分につられてそういう内容をとっくりと知りたい人にはお勧めできない。アメリカの医療事情とかに興味がある人にはまあまあ面白いと思われます。

Posted by ブクログ

2021/05/19

ここまでの惨状から、ようやくだけど確実に米国が立て直してきているのは、ひとえにワクチン政策がかなり上手くいっているから。1年前と比べ、疾病に関する知見も深まり、ワクチンという武器も入手した現在において、周回遅れかもしくはそれ以下の日本。戦略によっては取り戻せる部分もあるんじゃない...

ここまでの惨状から、ようやくだけど確実に米国が立て直してきているのは、ひとえにワクチン政策がかなり上手くいっているから。1年前と比べ、疾病に関する知見も深まり、ワクチンという武器も入手した現在において、周回遅れかもしくはそれ以下の日本。戦略によっては取り戻せる部分もあるんじゃないか。そんなことを思いながら読了。

Posted by ブクログ

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