商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2020/11/20 |
JAN | 9784087607697 |
- 書籍
- 文庫
ファントム 亡霊の罠(下)
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ファントム 亡霊の罠(下)
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
元オスロ市警ハリー・ホーレが失われた家族を再び構築しようと、あえて苦しみに立ち向かう物語。ストーリーはシンプルながら、読者としては全貌をなかなか見せてもらえないもどかしさが常に付き纏う。なかなか覚えられない人物名や地名(オスロは好きな街なんだけどね)というハンデを差し引いても、著...
元オスロ市警ハリー・ホーレが失われた家族を再び構築しようと、あえて苦しみに立ち向かう物語。ストーリーはシンプルながら、読者としては全貌をなかなか見せてもらえないもどかしさが常に付き纏う。なかなか覚えられない人物名や地名(オスロは好きな街なんだけどね)というハンデを差し引いても、著者が意識しているというアメリカのクライムノヴェル(すぐ思いつくのはマイケル・コナリー作品)のようにスムーズに読み進められないのは、上記の「もどかしさ」が原因かな。 オスロの書店にはまだ未訳の作品含めてネスボの著作がたくさん並んでいた。この後も読み続けるかどうか、少し迷うところだな。 3.2
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- ネタバレ
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(上巻より) ラケルがようやくハリーと共に生きていくことを決意したが、 ハッピーエンドになるとは思えなかった。 だが、オルグは、 何度もその命を救ってきたオルグのことは、 ハリーが助けるのだと信じていた。 なので、非常に残念な最期だった。 息子を殺さなければならなかった父親と、 息子に殺された父親は、 どちらが幸せなのだろうか。
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ハリー・ホーレは警察を辞め、香港にいた。しかし元恋人ラケルの息子オレグが殺人の容疑で逮捕されたと聞いて、無実を証明するために、オスロに帰って来た。オレグと被害者のグストはドラッグの売人をしていた。すると合成で中毒性の高いバイオリンというドラッグの販売を手掛けて大儲けするが、自分も...
ハリー・ホーレは警察を辞め、香港にいた。しかし元恋人ラケルの息子オレグが殺人の容疑で逮捕されたと聞いて、無実を証明するために、オスロに帰って来た。オレグと被害者のグストはドラッグの売人をしていた。すると合成で中毒性の高いバイオリンというドラッグの販売を手掛けて大儲けするが、自分も中毒になってしまう・・・ 途中までは辛かった。しかし上巻211頁辺りで裏側が見えてからは一挙読み。 北欧のミステリーには、憎悪、猟奇、どんでん返しをつい期待してしまうが、期待を裏切らなかった。
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