聖女か悪女

真梨幸子(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2020/11/20
• JAN: 9784093865944

商品レビュー

2024/05/22

もう何作目かわからない真梨幸子。
割と新しい本作だが未読だったため読んでみた。

相変わらずの読みやすい文構成と
状況が把握しずらしい相関図は
チグハグなようにみえてクセになる。

真梨幸子は精神的にクるイヤミスが多い中、今回は割とグロテスクな描写もあり、スラスラと2時間と少しで読了。

誰が誰を操っているのか、誰と誰が繋がっていて、今読んでいるこの部分の時系列さえわからなくなるがそれが真梨幸子のお家芸。

これから読む人は相関図を作りながら読むことをオススメする。

2024/03/08

タイトルに惹かれて拝読。
読むだけならサクサクと読めますが、あまりにも荒唐無稽なのと残酷描写がきつくてちょっとうんざり。グロは別に苦手じゃないんだけど、私はグロい小説を読みたいわけではないんだよ…

真梨作品は何を読んでも読後はいつもうんざりするので、私には合わないなと思うんですけど、やっぱり気になっちゃって時々読んじゃう。

2024/02/17

人間こわっが
この本の感想。とにかく、人から人への悪意の連鎖が怖い。
途中から一気に読んだので、
途中ある程度話が分からなくても一気に状況が変わるのが面白い。