商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2020/11/16 |
JAN | 9784299010506 |
- 書籍
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地政学 見るだけノート
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地政学 見るだけノート
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商品レビュー
3.2
13件のお客様レビュー
アメリカ、中国、ロシアの大国三国の覇権争いに日本含めヨーロッパも対抗している。それを地理的解釈での説明は分かりやすかった。
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今年(令和4年)は2月の末にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、戦争を身近なものとして感じるようになってきました。戦争を理解するには、地政学が大事であると5年程前に思い立ち、本屋さんで「地政学」というタイトルがついた本には興味を示すようにしています。 また地理が好きだったことも...
今年(令和4年)は2月の末にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、戦争を身近なものとして感じるようになってきました。戦争を理解するには、地政学が大事であると5年程前に思い立ち、本屋さんで「地政学」というタイトルがついた本には興味を示すようにしています。 また地理が好きだったこともあり、解説の中に数多くの地図やイラストが含まれているとさらに読みたくなってしまいます。この本はそんな私の興味を満たしてくれる、そして私が生きている間に起きた事件を解説してくれていて読んでいて楽しかったです。 以下は気になったポイントです。 ・歴史学とは、これに地理学を主軸として政治学・経済学・軍事学・文化学など、あらゆる学問を総合的・有機的に絡めて学んだ時に初めてその真価を発揮しますが、これが「地政学」である(p3) ・1833年5代アメリカ大統領モンローは孤立主義(モンロー主義)を唱え、ヨーロッパ諸国から距離を取ると同時に、南北アメリカ大陸からヨーロッパ勢力を排除する「囲い込み戦略」と取りました、そして1898年米西戦争を機に、カリブ海および太平洋のスペイン旧植民地に対する管理権を獲得し、シーパワー国家へ舵をきった、フィリピン・グアム・ウェーク島、ミッドウェー島、ハワイ、南サモア、アラスカおよびアリューシャン列島購入、パナマ運河永久租借(p44) ・2018年にシェールオイル増産によりアメリカは原油生産量が世界1位(19%)、以下、サウジアラビア(12)ロシア(11)カナダ(5.5)中国(5)イラクなど(p50) ・トランプ政権が国境の壁を建設と宣言したが、総距離3150km、カリフォルニア・アリゾナ・ニューメキシコ・テキサス州とメキシコの境界(p52) ・ロシアの南下政策とは、北極海・バルト海・黒海・地中海・インド洋・日本海・黄海などがある(p84) ・クリミア併合をロシアが強行した理由として、1)NATO勢力とのバッファーゾーンとしてウクライナは外せない、2)黒海ルートを守る、クリミアのセヴァストポリ港を自由にする黒海ルートを確保する(p87) ・中東を混乱させたイギリスの三枚舌外交とは、1)フセイン・マクマホン協定:アラブ人がオスマン帝国と戦えばアラブの独立国家建設を約束、サイクス・ピコ協定と矛盾、2)サイクス・ピコ協定:イギリス・フランス・ロシアでオスマン帝国のるようどを分割する、3)バルフォア宣言:ロスチャイルドに戦費を提供してくれればパレスチナにユダヤ人の民族的領土を作ることを約束、これも反故に(p144) ・1951年に新米政権スタート、1979年イラン革命(シーア派ホメイニ師)、イランイラク戦争によりアメリカと対立、核開発問題でアメリカと対立(p147) 2022年10月15日読了 2022年12月31日作成
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地政学の入門書として、世界全体をざっと眺めるには良い。ただ、ランドパワーとシーパワーの定義がしっかり書かれていなかったりと、地政学の原理原則を知るには少し物足りない
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