商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 現代短歌社/三本木書院 |
発売年月日 | 2020/11/06 |
JAN | 9784865343465 |
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崖にて
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崖にて
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
「おやすみ短歌」で一番気に入った歌が収録された歌集。毎晩見開き2ページずつ音読で楽しみました。最近詩歌に触れるのが楽しくなってきて、嬉しい。
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歌人北山あさひの第一歌集。本書は、新しい歌集に贈られる「現代歌人協会賞」を2021年に受賞。(同賞は『サラダ記念日』も受賞した賞) ほんわかした優しい雰囲気の短歌から、芯の強さを感じさせる短歌まで幅広くて面白い。 その上、比較的意味が分かりやすい短歌が多いと感じた。少し短歌を紹...
歌人北山あさひの第一歌集。本書は、新しい歌集に贈られる「現代歌人協会賞」を2021年に受賞。(同賞は『サラダ記念日』も受賞した賞) ほんわかした優しい雰囲気の短歌から、芯の強さを感じさせる短歌まで幅広くて面白い。 その上、比較的意味が分かりやすい短歌が多いと感じた。少し短歌を紹介したい。 “ 「北山さん医療資格ないんだ」と斜めに言われ「ねえよ」と思う” 著者は病院で働いていたのだろう。社会に出ると、口には出せない心の中の叫びが増えていく気がする。 “あかね雲グラクソ・スミスクラインのクソの部分を力込めて読む” さっきの短歌に続く歌。グラクソ・スミスクラインは製薬会社。怒りに燃える心のフィルターを通した時に、「クソ」の部分だけが浮かび上がる。 “目をつむり私のなかの侍へ会いに行くおにぎりくれました” この歌集で一番好きな短歌。〈侍〉とは自分のなかにいる強い自分のことだろうか。どんな時でも、自分のなかにはおにぎりを持った侍がいるのかもしれない。
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東日本震災、その時のテレビ局内、北海道胆振東部地震の大停電、その時の札幌の様子、格差社会や家族などに注目した作者ならではの視点や心情などが、ストレートに表現されている。
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