商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/11/07 |
JAN | 9784163912929 |
- 書籍
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コモンの再生
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コモンの再生
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
それぞれの質問に対しての回答が興味深く、自分の視野を広げる良い機会になりました。また、自分の中であったもやもや感や罪悪感が少し薄れ、楽になりました。
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2019年頃の時事問題について、質問形式で回答していく内容。考え方がズレている、世の中が見えていない。私も後付けで評価するのはズルいが2022年の今読むと、あれ、この著者何言っているんだろうと違和感が拭えない。と思いながら読み終えると、あとがきで著者自身も赤面と反省していた。 ...
2019年頃の時事問題について、質問形式で回答していく内容。考え方がズレている、世の中が見えていない。私も後付けで評価するのはズルいが2022年の今読むと、あれ、この著者何言っているんだろうと違和感が拭えない。と思いながら読み終えると、あとがきで著者自身も赤面と反省していた。 この違和感は良いのだが、問題はオリンピック批判、政治批判、国防への考え方など、全てにおいて左翼的な思想が混じっていて、客観性や正確性よりも感情論。主義立場を選び、こじつけで論理構築している感があり、違和感に相まってもはや嫌悪感でさえある。 但し、著者の考え方は面白い視点も多いので、もう少し内田樹を詳しく知りたいと思った。
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全体として、グローバリズムへの反動からの共同・共有化への移行というのがテーマとして読めたかなと思う。しかしその反グローバリズムが内向きの収縮していく排外主義に陥らないか、陥っていないかが重要なんだろうと思う。でも読んでいてどうにも共感できないのはなんでこんなにオリンピックを毛嫌い...
全体として、グローバリズムへの反動からの共同・共有化への移行というのがテーマとして読めたかなと思う。しかしその反グローバリズムが内向きの収縮していく排外主義に陥らないか、陥っていないかが重要なんだろうと思う。でも読んでいてどうにも共感できないのはなんでこんなにオリンピックを毛嫌いしているだろう。オリンピックが抱える問題はあるにせよ世界の人が集まりスポーツを楽しむことになんの不満があるのか。コロナで延期になったことをある意味予想通り失敗だったとおっしゃるが、予定通りでなければ失敗というのは本書の中でも言及されている「水に落ちた犬を叩く」に通ずるものがあるように思える。 Ⅰ「公共の再構築」はみんな読んで議論の土台にしていくのに良いと思う。特に旦那やパトロンの視点は全くその通り。日本にはいま、そういう金を持っているだけの金持ちは居ても、勘違いだとしても自分が社会を支えてるんだ、だから有望な奴には金を出してやるからしっかりやれと言ってくれると金持ちがいないんだろう。
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