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花の慶次 ―雲の彼方に―(新装版)(4) ゼノンCDX
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花の慶次 ―雲の彼方に―(新装版)(4) ゼノンCDX

原哲夫(著者), 隆慶一郎(原作), 麻生未央

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花の慶次 ―雲の彼方に―(新装版)(4) ゼノンCDX

715

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 コアミックス
発売年月日 2020/11/19
JAN 9784867202111

花の慶次 ―雲の彼方に―(新装版)(4)

¥715

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2021/05/23
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漢同志の友情や恋愛ドラマの他にも、『花の慶次‐雲のかなたに‐』の、ここが良い、と言える要素がある、まだまだ、色々と。 その内の一つが、慶次と捨丸を代表とした主従関係だ。 さすがに、ナンバー1と言えるほどではないにしても、慶次と捨丸の主と家来、この関係が、読み手に何かを感じさせるのは確かだろう。 素晴らしい主に就く事が出来れば、部下の実力は伸びるし、優れた部下がいれば、主の器は更に大きくなる。慶次と捨丸の関係は、男同士の主従としては、ある意味、理想的なモノと言えるんじゃないだろうか。 今、この世にいるだろうか、この人と一緒に戦って死ねるなら、それでいい、と部下が自分の最期を潔く受け入れる事が出来るだけの上司が。 この(4)の見どころは、やはり、千利休と慶次が出会った事を発端として、揚げ屋を舞台にした大戦じゃないだろうか。 極端な話、慶次には侘助を助ける義理はない。しかし、慶次は助けた、彼を。そして、死ぬかもしれないのに、これだけの戦いに身を投じた、何の躊躇いもなく こんな楽しそうな喧嘩に参加しないのはもったいない、それは建前じゃなく、傾奇者にして生粋のいくさ人である慶次の本音だろうが、端的に言ってしまえば、彼は助けたいから侘助を助けたんだろう。ほんと、カッコイイよ、この男は。 そんな慶次だからこそ、千利休や摩利支天のおばば、そして、あの徳川家康ですら惹かれるんだろう。良い意味での人たらしってのは、前田慶次みたいな人間なのかもしれない。 慶次が、このピンチを、どう突破し、楽しむのか、今からワクワクしてしまう。 この台詞を引用に選んだのは、慶次と助右衛門の、理由が要らない友情を説いてくれる、そこにグッと来たからである。 命懸けで仕えたい主に出会うのと同じくらい、今の世の中、こういう友情を築くのも、簡単じゃない。 まぁ、それは私に対人運がないだけからか? そんな自虐はさておき、慶次の危機って状況で、親友である助右衛門が助けに来るって展開は、ほんと、王道のど真ん中。 勉強になります、隆先生、原先生。 「友とは、かくありたいものだな。運が昇れば、人は友達面して寄ってくるもの。されど、本当の友とは、日頃、疎遠でも、難儀の時にこそ、ひょっこり現れ、救いの手を差しのべるものよ」(by徳川家康)

Posted by ブクログ

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