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真夏の死 新版 自選短編集 新潮文庫
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真夏の死 新版 自選短編集 新潮文庫

三島由紀夫(著者)

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真夏の死 新版 自選短編集 新潮文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/10/28
JAN 9784101050485

真夏の死 新版

¥825

商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2026/03/16

全部、読みました。 別の短編集で雨のなかの噴水を読んだので、これは覚えてたのですが、貴顕も花火も良かったです。

Posted by ブクログ

2025/03/25

昭和45年三島由紀夫自作自註短編集 本人が厳選した自分好みの11編かなと 「煙草」 1946年川端康成に見出され雑誌「人間」初出 三島的メランコリー 学習院中等科での甘さのある記憶 初めての煙草をもらった上級生への隠された想い 煙草そのものへの罪悪感 仮面の告白の前日譚的に読め...

昭和45年三島由紀夫自作自註短編集 本人が厳選した自分好みの11編かなと 「煙草」 1946年川端康成に見出され雑誌「人間」初出 三島的メランコリー 学習院中等科での甘さのある記憶 初めての煙草をもらった上級生への隠された想い 煙草そのものへの罪悪感 仮面の告白の前日譚的に読める 「春子」 1947年雑誌「人間」 只今大流行のレズビアニズムの小説の戦後の先駆であろう(本人解説より) 義姉妹となった二人の妖しげな関係に取り込まれていく男 今で言うにこいちとかリンクコーデとか お揃いの二人 先駆的ですね 「サーカス」 1948年雑誌「進路」 本人もかなりお気に入りの一作 贅沢にもYouTubeで本人の朗読を見つけた サーカスで馬の曲芸の少年と綱渡の少女の恋 駆け落ちに失敗した二人は、団長の思惑で演技中に亡くなる 団長が若い二人を束縛し消滅させ花を手向ける この残忍さが何を表しているのかさっぱりわからない 団長そのものが戦中の日本の状況とするのか? 「翼」 1951年「文學界」 本人曰く 寓話的作品 戦中の従兄妹同士の恋 彼は彼女に羽があると信じる 彼女も彼の羽を思う 彼女は空爆で首がもげて亡くなる 何がすごいのか説明できないのが悲しいけど 凄い 二人のプラトニックさ 飛ぶこともない自分では見ることもない翼 残された彼に重みだけがのしかかる 「離宮の松」 1951年「別冊文藝春秋」 銀座鰻屋の一歳の一人息子の子守娘 店が忙しいある日外で子守りを言い付かる 彼女は子を背負い浜離宮へ 子守娘は行動的 米兵と交流したり憧れの男に会えたり  子供を恋人達に与えて 自分も旅立つ 重さの放出と自由 「クロスワード・パズル」 1952年「文藝春秋」 ホテルマンと美しい泊客と 部屋の鍵と美しくない妻 「真夏の死」 1952年「新潮」 実際の事故を着想として 若い母は伊豆海で幼い2人の子を亡くす その時義姉に三人の子を任せて昼寝をしていた 子を失った悲哀、激しい自責、理不尽な事故への怒り しかし時間と共に薄れる感情 再び生まれた娘を抱き事故のあった海に立つ母親 自分の罪の再認識か 罪と共に生きる決意か 「花火」 1953年「改造」 他人の空似からちょっとしたサスペンス 「貴顕」 すごい名士という感じだと思う 1957年「中央公論」 三島由紀夫と同級生 徳川義恭氏への作品 尾張徳川の分家 28歳で亡くなる 身体が弱かった主人公は完結した美術としての絵画に惹かれる 「葡萄パン」 1963年「世界」 昭和中期の限りなく透明に近いブルー的な何か 「雨の中の噴水」 1963年「新潮」 この短編が一番好みでした “重たい砂袋のような泣き止まない少女” 時々居そうな少女ではある 人生最初の別れ話を体験する為に 口説き愛したふりをした少年 「別れよう」少年は宣言する 少女は噴水のごとく泣く 15pない短編だけど少女の強さを愛らしく書かれた愛すべき恋愛小説だと思う そして新解説は、津村記久子さん 津村さんの解説は読者そのものといった様子で 同じような事を思うんだなと嬉しくなりました さて、ツキイチミシマでした

Posted by ブクログ

2025/02/14

自選の短編集といえば「憂国」が強烈だが、「春子」もお気に入り。男色ならばお手のものの三島由紀夫がレズものを描くとこうなるのか。むせかえるような花の匂い漂う雰囲気、妖艶ですな

Posted by ブクログ

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