1,800円以上の注文で送料無料
99%のためのフェミニズム宣言
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1206-03-13

99%のためのフェミニズム宣言

シンジア・アルッザ(著者), ティティ・バタチャーリャ(著者), ナンシー・フレイザー(著者), 惠愛由(訳者), 菊地夏野

追加する に追加する

99%のためのフェミニズム宣言

2,640

獲得ポイント24P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 人文書院
発売年月日 2020/10/22
JAN 9784409241356

99%のためのフェミニズム宣言

¥2,640

商品レビュー

4

19件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/01/22

今年知人との読書会で読んでいた『孤独と居場所の社会学』で引用されていて気になっていた本。 一部のエリートが男性と同等の活躍をすることを目指す(リーン・イン)やフェミニズムとしてはおそらく最も主流で歴史の長い法的な平等を目指すリベラルフェミニズムでは不十分である。なぜならそれらは既...

今年知人との読書会で読んでいた『孤独と居場所の社会学』で引用されていて気になっていた本。 一部のエリートが男性と同等の活躍をすることを目指す(リーン・イン)やフェミニズムとしてはおそらく最も主流で歴史の長い法的な平等を目指すリベラルフェミニズムでは不十分である。なぜならそれらは既存の社会の隣接する構造的な差別や抑圧を無視してしまうからであり、それでは社会を変えられないと説く。真に変えるべきなのはさまざまな抑圧を構造的に生み出してしまう資本主義そのものであり、それを変えていくことは一部の女性のためのものではなく1%の富裕層以外のすべての人の公正と自由を目指すものである、と。 仕事で女性の就労やキャリアの課題に関わる機会があった際に思い出して読んでみたが、別の角度から考えていたポスト資本主義のあり方や意義に重なっていくところもあって面白かった。

Posted by ブクログ

2026/01/01

『99%のためのフェミニズム宣言』でフレイザーが批判するのは、「リーンイン型フェミニズム」や企業主導のフェミニズムである。それは、既存の資本主義構造を前提に、女性がより上手く競争に参加することを目指す立場だとされる。一方でフレイザーは、フェミニズム本来の課題は、競争への参加権では...

『99%のためのフェミニズム宣言』でフレイザーが批判するのは、「リーンイン型フェミニズム」や企業主導のフェミニズムである。それは、既存の資本主義構造を前提に、女性がより上手く競争に参加することを目指す立場だとされる。一方でフレイザーは、フェミニズム本来の課題は、競争への参加権ではなく、競争そのものが前提としている社会構造の是正にあると主張する。 ビジネス界では、「女性がもっと活躍できる環境づくり」が語られる一方で、非正規労働、外注、家事・育児の外部化といった問題が見過ごされがちである。本書は、表層的なジェンダー施策が、むしろ不平等を固定化する可能性を示唆する。女性の成功が、他の女性や社会的弱者の無償労働の上に成り立っている場合、それは解放ではなく再分配の失敗である。 昔Metaのシェリル・サンドバーグの「LEAN IN」を読んで女性リーダー論に感心したことがあったが、これはある種、強者の理論としてのフェミニズムと捉えられると思った。ホワイトカラーの「強者」ポジションにいる人たちが男女構造を乗り越えても、そのつけを払わされるのは「弱者」とされる女性も多く含まれるブルーカラーである(育児、介護の家庭サービスの外部化がわかりやすい例) これを克服するには、なぜ家庭サービスや低賃金のエッセンシャルワークが女性に押し付けられているのか、資本主義構造そのものを見直すことから始めなければならない。その意味で、「女性の社会進出」という言葉には危険性を孕む。なぜなら非正規雇用などを押し付ける始末となり、よりギャップがひらくこともあり得るからである。 悲しいことに日本においてはまだ強者理論フェミニズムにすらも届いていないレベルだと感じる。新自由主義の風潮も強まっている。開かれた世界になるまでの道のりはまだまだ長い。。

Posted by ブクログ

2025/03/02

帯文「ほんとうの敵は資本主義だ」 高島鈴「布団の中から蜂起せよ」内のブックリスト短評「現時点でフェミニズム最初の一冊の最適解」により購入。 斎藤幸平の脱成長コミュニズムとつながる。

Posted by ブクログ