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百年の轍
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百年の轍

織江耕太郎(著者)

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百年の轍

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 書肆侃侃房
発売年月日 2020/10/22
JAN 9784863854246

百年の轍

¥1,650

商品レビュー

3.2

6件のお客様レビュー

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2024/01/30

日中戦争から太平洋戦争にかけて従軍した幼なじみの矢島泰介と岩城智也。そしてその妻・子どもや孫。更にどうしようもない悪役として登場する、県会議員の鬼塚良一とその子からひ孫までが、世代を超えて何らかの関係を持ち、その中で良一失踪事件の謎が解き明かされる。 とは言うものの、極悪非道の良...

日中戦争から太平洋戦争にかけて従軍した幼なじみの矢島泰介と岩城智也。そしてその妻・子どもや孫。更にどうしようもない悪役として登場する、県会議員の鬼塚良一とその子からひ孫までが、世代を超えて何らかの関係を持ち、その中で良一失踪事件の謎が解き明かされる。 とは言うものの、極悪非道の良一の失踪で騒ぐのは、やはり極道である息子くらいで、謎解きの必然性が感じられなかったし、また矢島泰介の息子の裕一は実の息子でなく、彼が戦地に赴いていた間に思いがけない人との間に出来た子だった衝撃的事実も、少しリアリティーさに欠けていると感じた。 時代が過去に遡ったり現代に戻ったりするし、また登場人物の関係がかなり込み入っているので、メモを確認しながら読み進めたが、総じて話しの筋は比較的シンプルだったかな。 また、戦時中から戦後にかけてのカオスや、舞台となっている大分県の日田地方で有名な杉が、当時進めていた木材輸入自由化の影響で打撃を被る未来が見えてきていたこと等は、ある意味信憑性を感じさせてくれ、興味深かった。

Posted by ブクログ

2021/04/05

誰が祖父で誰が息子なのかこんがらがった。作家自身は勿論わかって書いているんだろうけどこれだと途中で読むのを辞めたくなった。

Posted by ブクログ

2021/02/19

書肆侃侃房というめずらしい出版社だから読んでみた。 作者も知らなかった。 たしかに糸が複雑に絡んでるがちょっと絡めすぎではないか。最後に絡みを解くわけだが一気にスルリといきすぎて絵空事の感。 とにかく社会派とは言い難い本格ミステリーだと思った。

Posted by ブクログ

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