商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/10/22 |
JAN | 9784065210741 |
- 書籍
- 児童書
シリアで猫を救う
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シリアで猫を救う
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商品レビュー
5
6件のお客様レビュー
アラブの春についてはほとんど知識がなく、猫をきっかけにしてでも、中東の現状を少しでも知ることができてよかったと思う。子ども、動物など、苦しめられるのはいつも弱者であること、体制側でも反体制側でもないごく普通の一般人が大量に殺されている、ということに心が痛む。また、悲惨だった独ソ戦...
アラブの春についてはほとんど知識がなく、猫をきっかけにしてでも、中東の現状を少しでも知ることができてよかったと思う。子ども、動物など、苦しめられるのはいつも弱者であること、体制側でも反体制側でもないごく普通の一般人が大量に殺されている、ということに心が痛む。また、悲惨だった独ソ戦のスターリングラードの戦いですら殺されるとしたら敵国ドイツ軍だった(粛清は別…)のに、ここでは自国の兵士や盗人に殺されてしまうという説明も悲惨さを伝えてくれる。 「猫を救う」アラーさんは非常に危険で悲惨な状況のなか、(少なくともこの本のためのインタビュー時点までは)よくぞご無事でと思った。アラーさんは出版翌年に逮捕されたそうで、2024年現在はどうしているのかわからなかった。この本の出版から時間が経っているが、シリアは今なお内戦状態だそうで、公式Instagramでは直近の投稿でも今にも危険が迫りつつあることが伝えられており、心が痛む。アニマルセラピーというような考えは安寧な地域でしか無さそうに思っていたが、戦地の子どもたちも猫などの動物から少しでも癒され救われているようでよかった。 ヨーロッパ人の犬とかへのコメント(骨食べさせるな)はやはりいかにもヨーロッパ人らしいと思った。
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この本に出会ってよかった。 リアルな戦争描写で、読み進めるのが苦しかったし、世界情勢が不安定になってきたから日本も戦争が起こるかもと思って不安が強くなったけど、読めて幸運だったのかもしれない。後悔しないように生きれるまで生きようと思った。自分の生き方が変わった。
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アレッポにおけるシリアの内戦の様子を、その始まりから現在に至るまで、人と動物の救助活動を続ける本人が語る。本人へのインタビューをもとにイギリスのジャーナリストがまとめたものだが、とてもよくまとまっていて読みやすい。非常に厳しい状況を率直に語りながら、本人の前向きな姿勢に力づけられ...
アレッポにおけるシリアの内戦の様子を、その始まりから現在に至るまで、人と動物の救助活動を続ける本人が語る。本人へのインタビューをもとにイギリスのジャーナリストがまとめたものだが、とてもよくまとまっていて読みやすい。非常に厳しい状況を率直に語りながら、本人の前向きな姿勢に力づけられる。
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